Sat

14

Nov

2015

Museon

今週末は土・日ともに娘はお友達の誕生会にお呼ばれ。

オランダに子供達を連れてきて1年。しょっちゅうクラスの友達のお誕生日に呼ばれるようになったのは嬉しいことです。

 

弟君は土曜は誘われなかったので(日曜は誘われた)、娘抜きで一家でまだ行ったことがなかった博物館を探検してきました。

今回は・・・

Museon!!

 

あまり期待していなかったのですが、なかなかの品揃え。

Naturalisによく似た感じの子供が楽しめる博物館でした。

 

Naturalisのように自然科学についての展示もありますが、歴史や人文科学系の展示が多かったです。

 

オランダは子供向けの展示が本当に充実&上手で感心します。

 

 

今度は娘も連れてこよっと。

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Sat

07

Nov

2015

CoderDojo 3

CoderDojoに子供達が3回目の参加をしてきました。

 

これまでScratchを使っていましたが、今回そのdojo ticket(無料)が取れなかったので、なんと3Dモデリング、Tinkercadを使ったdojoになりました。

 

場所はデン・ハーグのCompeta

 

 

 

 

結論(はやっ)

うちの子たちは3Dモデリングはあまり向いていないようでした(あるいはまだ早かったのかも)。

 

結局途中からいつものScratchを勝手にいじりだし、ゲームを作ったりして遊んでいました。

 

でもこの3Dモデリング、オンラインで使うのですが思ったより出来が良くて、自分的には楽しかったです。ちなみに3Dプリンターへの出力も可能です。

TinkerCad tutorialのYouTubeを見ながら、こつこつがんばりました!

(子供ではなく、自分が)

 

 

 

そろそろ上の娘には専用のノートPCを与えようかなー。

下手にゲーム機を与えるより、いろいろ良い効果が期待できそうだし。

 

 

そこで日本のサンタさんにお願いすることにしました。

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Sat

31

Oct

2015

日本人補習校

ロッテルダム駅前にあるモールにあった日本料理店
ロッテルダム駅前にあるモールにあった日本料理店

来年の帰国をにらみ、子供達の日本語教育が遅れ気味なのが気になってきました

 

英国系のインターナショナルスクールに通わさせただけあって、英語はなかなかのものだと思うのですが・・・、特に上の子は小4で日本の教育システムに復帰するので、漢字や社会・理科科目(社会・理科はレギュラーな授業としては存在していない)がちょっと心配。

 

ということでキャッチアップを考え、残り数ヶ月、日本人補習校へ通わせることを企画しました。

 

オランダの日本人学校はアムステルダムとロッテルダムにあります。

うちは個人的な知り合いの多いロッテルダムにある補習校へ、体験参加してきました。

 

土曜の朝8時半にロッテルダム補習校に行き、子供達を置いてその間は親はロッテルダムの駅前をブラブラ。

2時過ぎに迎えに行きました。

 

その後、子供達の話を聞き、結局通わないことにしました。

 

 

ちゃんちゃん。

 

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Sat

24

Oct

2015

アムステルダム観光

車だったので、美味しい魚と美味しいノンアルコールビール
車だったので、美味しい魚と美味しいノンアルコールビール

2年間の期間限定オランダ留学期間、それなりにヨーロッパ諸国を回りましたが、まだ肝心のアムステルダムにそれほど行っていないことに気づきました。

 

ということでアムス観光。

 

そして今回は・・・自動車での初アムス。

P&R (Park & Ride)を利用しました。

この制度はアムステルダムに自家用車乗り込みを減らすためのシステムです。

アムス周辺にあるP&Rの駐車場(今回はアムス南のオリンピックスタジアムを利用)に車を止め、OV-chipkaartを使ってトラムで市内に移動。

 

駐車場に戻ったあと、出る時の精算時にOV-Chipkaartを使うと、かなり駐車代金が安くなるというもの。

いや、本当に安くなりました。2時間以上停めて1ユーロちょいです。まあその分、トラム代が

 

肝心の観光は、アムステルダムで最もきれいだと評判の公園、フォンデル公園(Vondelpark)に行ってきました。

 

確かにきれいで素敵な公園でしたが、子供達の受けはよくなかったようです。

そのまま近場の口コミ度の高い魚料理屋さんへ(Google mapで検索しました)。

 

The Seafood Bar

内心、オランダのレストランにそれほど期待していなかったのですが、ここはかなり美味しかったです。

名前こそバーですが、普通のレストラン。

自分たちはランチで早めに行ったので、幸い最後の1テーブル空いていたのですが、本来は予約が必要でした。かなりの人気店です。

 

 

ランチ後は、パリ旅行の直後だったので、あまり無理せずに早めに帰宅しました。

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Thu

22

Oct

2015

ノートルダムとコンシェルジュリ

パリらしい雰囲気(?)の小道
パリらしい雰囲気(?)の小道

今日はパリ最終日。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。

 

Thalysの時間が夕方だったので、昼ごはんを適当なカフェ(パリは適当に入った店でも、オランダよりはるかに美味しい)で取ったあと、待ち時間に少し観光しました。

 

まずはノートルダム寺院

ドイツやイタリア、ベルギーでさんざん似たような教会を見た後ですが、やはり荘厳で美しいものでした。

若干、子供達は飽きているようでしたが。

 

ささっと見たのち、まだ時間もあることだし、近くに観光名所がないかなーと探したところ、ありました。

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Wed

21

Oct

2015

オルセー美術館とリュクサンブール公園とカエル

以外と現物は知らなかった「地獄の門」
以外と現物は知らなかった「地獄の門」

今日はゆっくりパリ市内観光。

 

まずはオルセー美術館に行きました。

 

 

もちろん、子供達は美術館にはあまり興味がないので、あらかじめ妻が調べておいた名画を中心に、ささっと鑑賞。

大人としてはもう少しゆっくりしたいのですが、子連れなので仕方がありません。

 

それでも、壁の外側にある大きな時計の裏側や、手のひらクッション、地獄の門などの彫刻は子供達にとっても楽しかったようです。

自分にとっても絵より彫刻のほうが面白かったかも。

 

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Tue

20

Oct

2015

ベルサイユ宮殿

庭にいた謎のおじさん
庭にいた謎のおじさん

今日は朝からベルサイユ宮殿ツアー。

これも日本サイトでインターネット予約しました。

 

 

朝8時、オランダ並みに暗い中、オペラ座で待ち合わせ。

その後、他の日本人の方と一緒にバスに乗り、ベルサイユへ。

 

到着するとすでに長蛇の列。でもツアーのおかげでエッフェル塔同様、ほとんど並ばずに入れました(ツアーにしたのはこのため)。

 

感想は・・・

庭が広い。そして左右対称。

室内が金ピカで豪華。

中国人観光客がとにかく多い。朝なのにもうぎゅうぎゅう。

 

ま、こんな感じかな(昨日のブログをがんばりすぎたのおつかれ気味)。

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Mon

19

Oct

2015

エッフェル塔とセーヌ川、そしてルーブル美術館

朝8時でもまだ暗い。オランダとほぼ同じ感じです。
朝8時でもまだ暗い。オランダとほぼ同じ感じです。

さて、一晩明けて月曜日

フランスはオランダより南にありますが、やはり朝は日本より暗いですね。

今日は朝一でエッフェル塔に登ってきました。

 

エッフェル塔に登るのが、スカイツリーはともかく、東京タワーに登るより先になるとは思いませんでした(田舎者)

 

エッフェル塔はあらかじめインターネットで2階まで行けるツアーチケットを購入しておいたので、朝一ということもあいまって、ほとんど待たずに入場できました(最上階まで行けるチケットはお値段高め、そしてなかなか入手できない)。

オフィシャルサイトから買うと安いのですが、なんと3ヶ月後までほとんど売り切れ。

 

日本のネット代理店を介して購入したのですが、ここだとけっこう空いています。もしかしてこういう代理店が、オフィシャルのチケットを買い占めているのかも

 

 

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Sun

18

Oct

2015

パリへ

夜になると、ときどき光っているエッフェル搭
夜になると、ときどき光っているエッフェル搭

秋休み、Autumn holidayの時期が参りました。

夏休み前から企画していたパリ旅行に行ってきました。

 

オランダからフランスまではフランス新幹線タリスで移動。ちょうど、テロリストがアメリカ人乗客2名に取り押さえられた事件の直後だったので、セキュリティーが強化されているだろうと思っていたら・・・

 

何もなく普通に乗れて、普通にパリに到着しました。

あれぇ〜〜〜、セキュリティーはぁ?

 

オランダに来てから、子供達は3時間くらいの電車旅行にも慣れ、日本から持ってきたコロコロやドイツアマゾンから買ったドラゴンボールを読んで時間を潰します。

 

パリノード駅に到着。

 

宿は少し高かったですが、息子の熱い希望の1つ、エッフェルタワー近くのアパートメントを取りました。

現金先払い(もちろん持っていなかった)、相手してくれたフランス人が英語を全く話せない(さすがフランス)、など少々大変でしたが、お値段以上の場所かと思います。

 

窓から見えるエッフェル塔が素敵でした。

 

ちなみにbankpass(銀行のカード)では300ユーロまでしか引き出せないので、結局日本のクレカまで使ってキャッシングして現金を作りました。

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Tue

13

Oct

2015

知的財産優秀出願賞

以前報告したゼブラフィッシュ用96ウェルプレート「ZF Plate」の発明で、三重大学より知的財産優秀出願賞をいただきました。

 

あいにくいただいた表彰状には、開発に携わった三重大チームのメンバーしか名前が載っておりませんが、この発明に際し、多大な協力をいただいた橋本電子工業株式会社の皆様に深い感謝の意を述べさせていただきます。

 

ありがとうございました。

 

以下、詳細リンク。

三重大学のお知らせ

ZFPlate (YouTubeでの使い方説明)

販売店(フナコシ)Website (English) / 日本語サイト

 

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Sun

11

Oct

2015

ボーリング

ボーリング場
ボーリング場

オランダでは子供達の間でボーリングが流行っています。

どれくらい流行っているかというと、誕生パーティーが頻回にボーリング場で開かれるくらいです。

 

先月は娘の友達のバースデー。近所のSportCentrumでボーリングパーティー。

今日は息子の友達のバースデー。

 

今日の会場はZoetermeerにある

Bowling & Recreatiecentrum Westerparkだったのですが、ここがすごかったです。

 

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Sat

10

Oct

2015

デルフトTOKO

運転楽しいです。
運転楽しいです。

自動車免許を取得したことにより、行動範囲が急激に広がってきました。

 

ということで、今回はデルフトTOKOとイケアのダブルです。

 

Leiderdorpから高速を飛ばして30分(言うほど大したところには行っていない)。

 

以前も行った大型TOKO、Toko Dong Nan Hang in Delftです。

なんと、改装してより大きなチェーンの1店舗となったようです。

 

 

ちょっと気になったなんちゃって日本製品を貼っておきます。

日本のダイソーでまとめて買ってきたのじゃないか?と思えるようなものもけっこうありました(緑茶パックなど)。

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Wed

07

Oct

2015

Book week

教授にも聞いてもらいました。
教授にも聞いてもらいました。

今週はbook week。

子供の学校では、本にまつわるいろいろなプチイベントがありました。

 

第一弾は、「気に入った本を音読し、大人の人に聞いてもらおう!」

「そして募金を集めよう!!」

 

え!?募金を集める?

 

さすがは募金大好きなオランダ人。

集めた募金はアフリカの学校での本購入に使われるそうです。

 

ご近所さんはあまりいないし、しょうがないので子供達を水曜の午後に大学に連れて行きました。

 

そして次から次へ、教室員を捕まえては読ませ・・・募金をいただきました。

 

2人合わせて40ユーロ以上の募金が集まりました。

さすがオランダ。

ご協力ありがとうございました。

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Sat

03

Oct

2015

Leiden Ontzet

去年に引き続き、今年もLeiden Ontzet、ライデン独立記念祭に参加しました。

3 october(ドリーオクトーバー)、10/3はライデンだけの祝日です。

 

街中を練り歩くパレード、大量の出店、そして・・・

移動遊園地!!

 

子供達の期待とともに、移動遊園地を目指してライデン市に向かいました。

昨年行ったPieter Kerkは小さい子供向けの移動遊園地だったので、今年は大人も楽しめるLammermarkt周辺めざして出撃しました。

 

 

まずは自転車で親子仲良く市役所付近まで行き、そこに自転車を置いて・・・出店を冷やかしながら歩きます(もちろん冷やかすだけでなく、少々買い物をしましたが)。

 

そして、いよいよ移動遊園地。

 

昨年とは違ってある意味おとなむけの遊園地。

(オランダにしては)巨大な観覧車があり、ジェットコースターあり、ゲームコーナーありの楽しい世界です。

 

ええ、高所恐怖症ですが一家で観覧車に乗りました。

 

ライデン市内を一望する景色はとても素晴らしかったです。

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Thu

01

Oct

2015

オランダで一から運転免許(その3、最終章)

ライデンの試験会場で合格記念の1枚。この車に乗って練習し、試験に受かりました!
ライデンの試験会場で合格記念の1枚。この車に乗って練習し、試験に受かりました!

以前のブログ(オランダで一から運転免許その1その2)の続きです。

ええ、これまたかなりブランクが空いています。


無事、Theory Examが受かった前回(3月)から、Practical Examを受けること4回、ようやく合格できました。


5月に受けた1回目は、高速道路を120km以下で走ってしまい失格。

1月後に受けた2回目は(試験は早くて1ヶ月に1回受けることができます)、とても順調で試験監督に褒められていたのですが、最後の最後で信号を見落とすという致命的なうっかりミスで失格。ええ、油断しました。

8月のサマーホリデー中、イタリアから帰った直後に受けた試験は明らかな練習不足ですっかり勘を失い、失格。


そして今回9月末、2週間前から週2で運転実習を入れ、前日と当日の朝にも実習を入れる念の入れよう、ついに受かりました。いやあ、時間と金がかかってしまいました。


ながーーーーーーい戦いでした。


これで帰国後、日本の免許に書き換えができれば・・・

免許復活!!


Thanks a lot, Hamid!!

Hamidは5ヶ国語が話せるうちの自動車学校の先生です。

ありがとうございました。


オランダでは自動車免許が取れると、皆にケーキをふるまう習慣があるそうなので、職場には内緒にしておきます。

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Fri

25

Sep

2015

血圧

受診は完全に予約通りでまったく待たないのですが、薬局では意外と待たされました
受診は完全に予約通りでまったく待たないのですが、薬局では意外と待たされました

先日のCORPUSで測った血圧が若干高かったため、念のため家庭医を予約して受診。


ええ、上は150mmHg超え。

がびょーん。


医者「ストレスの多い仕事をされてませんか?」

自分「日本にいる頃よりずっとストレス減っています」

医者「運動していますか?」

自分「運動は嫌いですが毎日通勤に1時間は自転車に乗っています」


その後、採血をし、結果・・・


見事、高血圧の診断と共にLisinopril 10 mg、ついでにSimvastatine 40mg(コレステロールが高かった)処方されてしまいました。Simvastatineが日本人の感覚では多すぎるような気がしましたが、まあ少々飲み過ぎてもコレステロールはなかなか下がるものではないし、いいかなーと。


こちらに来てストレスが減り、毎日1時間自転車に乗っていましたが、血圧に対する効果はなかったようです。

遺伝には勝てませんね(父親が高血圧)。

幸い、血糖値は良好だったようです(父親が糖尿病)。


オランダでは受診から診断、薬が出るまで時間がかかると評判ですが、うちの家庭医は中核病院であるRijnland病院内で開業しているだけあって、採血も同日、そのまま薬ととても対応が早くて助かります。




さっそく眠前に服用。

翌朝、いつになくだるい・・・。血圧を測ると収縮期が100mmHg代。低すぎないかなー。

でも1週間くらい経つと慣れてきました。


よかった、よかった(のか?)

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Thu

24

Sep

2015

ばあば訪蘭

ばあばが持ってきてくれた日本の漫画に狂喜するうちの子
ばあばが持ってきてくれた日本の漫画に狂喜するうちの子

学生が帰って時を待たずに、今度は妻の母が単身、オランダに来てくれました。


滞在期間は1週間ちょい。

今回は入国審査でひっかかることもなく無事入国。


特に観光に行きたい、というリクエストもなかったため、学校に一緒に行ったり、習い事についていってもらったり、買い物に行ったり、ライデン市内でお茶したりの日常を楽しんでいただきました。


こんなので良かったのかなぁ・・・。


日本から血圧計を持ってきてくださり、ありがとうございました。実は前回CORPUSに行った時に血圧を測定したら、上が140mmHgを超えていたので・・・続く。

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Mon

21

Sep

2015

(元)学生さん訪蘭

以前、修士大学院生として一緒に実験し、なんとか論文をまとめて卒業していただいた(元)学生さんがオランダに来てくれました。


指導教官冥利に尽きますね。


修士卒業後、某巨大外資バイオテクノロジー企業に勤めているエリートビジネスマンの彼(まだ2年目)、仕事一筋のためシルバーウィークの期間に2泊3日でオランダ観光とのこと。


2泊3日って短すぎない・・・と思っていましたが、なんとオランダの入国審査でひっかかってしまいました。理由は観光にしては滞在期間が短すぎること。

別室に連れて行かれ、いろいろ尋問されたようです。


なんとか入国できた彼、初日に会う予定のオランダ人の友人に約束をブッチされ(彼女が来るから部屋を掃除しないといけないという理由らしい)、そのために宿を取ったロッテルダムを1人うろついていたらしいです。


2日目の今日、彼をアムステルダムーライデン観光に連れれ行きました。

定番の運河クルーズ、Museumpleinで国立美術館やらゴッホ美術館を案内し、近くのレストランBrasserie Keyzerでムール貝を中心にオランダ料理を(ここのオランダ料理はまあ美味しい)。


ロッテルダムに帰る途中、ホームグランドのライデンに寄り、ここでも運河クルーズ。

少し喫茶店で休み、彼は・・・


中古携帯屋でSIM-free Xperia Z3を買って帰りました。

日本では買えないらしい。。。

SIM-free携帯は良いお土産になったようです。



あ、写真撮らなかった・・・。

わざわざ来てくれてありがとう!!


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Fri

18

Sep

2015

School Camp

自分が入りそうなカバンを引きずって行きます。
自分が入りそうなカバンを引きずって行きます。

毎年、Group 6と7の子供たちは学校主催のキャンプに行きます。

 

うちの娘もGroup 6、人生初の親元離れてのキャンプです。

2泊3日、場所はZeeland州のMariekerkeというファーム(本当にオランダはファーム好きです)、大きな荷物をひきずって行ってきました。


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Sun

13

Sep

2015

息子のバースデーパーティー

以前にも書いたようにこの国では、子供の誕生日をとても盛り上げます(一部の大人の誕生日もけっこう盛り上げます)。

 

で、今回は息子の誕生日。

彼は3回、ケーキを食べる機会を与えられ、2回プレゼントをもらいました。しかもけっこう1つは高額商品のレゴ、マインクラフトセット。

 

以下、その詳細。

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Sun

06

Sep

2015

Space Expo

カウントダウンが終わると白い煙を出すロケットエンジン。子供たち大興奮です。
カウントダウンが終わると白い煙を出すロケットエンジン。子供たち大興奮です。

航空博物館、Space Expoに行ってきました。



Expoといっても一見普通の博物館.

もちろんmuseumkaartが使えます。オランダでは無敵のカードです。


でも普通ではないのは・・・

ここはESTECというヨーロッパが中心となっている宇宙組織が運営しているのです。


ESTEC, European Space Research and Technology Centre(今、調べました)は、日本のJAXA、アメリカのNASAに相当する組織。

あこがれの宇宙研究センター・・・

 

ライデン市でもたくさんの研究者がここで働いています。子供の親ごさんにも、ESTECで働いている方は多いです。ESTECの子供の送迎用に、大型バスが来ているくらいです。


まずは庭。不気味な遊具がいっぱいあります(下のスライドショー参照)。さすが最先端。

でもなんだこれ?


そして中に入ると、ロケットやらゲーム、ロケット発射・着陸が体感できる装置、宇宙ステーション体験コーナーなど子供が喜びそうなものだらけ。

もちろん、庭同様、「なんだこれ?」系のものも多いです。



そんなに大きな博物館ではないのですが、しっかり楽しめました。

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Tue

01

Sep

2015

Systems pharmacology of adiposity reveals inhibition of EP300 as a common therapeutic mechanism of caloric restriction and resveratrol for obesity.

ということで連続してPublish。

出国直前までやっていたメルシャンとの共同研究が論文になりました。


赤ワインといえば、レスベラトロール

レスベラトロールといえば肥満!!


ということで、お得意の肥満ゼブラフィッシュ研究で赤ワイン・レスベラトロールの作用メカニズムを解明した仕事です。

でも、これには本当に苦労しました。

赤ワインを魚に「食べさせる」のですが、赤ワインを凍結乾燥させると・・・


ネチャネチャになってしまいます。

凍結乾燥を3日くらいしましたが、やはりネチャネチャ。

以前の論文の方法で、このネチャネチャを含む餌を作ると・・・やはりネチャネチャ。

ゼブラフィッシュ、食べず・・・。


白ワインは凍結乾燥後もさらっとしていて、簡単に魚に食べさせることができるのに・・・。


と、いかにゼブラフィッシュに赤ワインを摂取させるかに苦労した研究でした(実際の方法は内緒)。

 

動物実験を数回して、血中脂質が改善することを発見して、自分は渡蘭。

次の方が、DNAマイクロアレイでその作用メカニズムを予想し、稚魚を用いて証明したようです。


いやあ、Pubishできて良かった、良かった(最近お決まりの文句となっています)。

共同研究の皆様、ありがとうございました。



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Mon

31

Aug

2015

Repeated Blood Collection for Blood Tests in Adult Zebrafish

日本では想像もできなかった長い夏休みが終わり、ぼちぼちお仕事モード(ええ、ここには書いていませんが、夏休み中もそれなりに仕事をしていますよー)。



早速Publishできました。



The Journal of Visualized Experiments (JoVE)という実験技術をビデオで紹介していく雑誌。

オランダに来てすぐにここのeditorから寄稿依頼がfirst author(自分ではない)に来たものです。


体長2cm程度のゼブラフィッシュの成魚から、細い針を刺して血液を採取する方法についての論文です。週1くらいのペースで同じ魚から採血し続けることができます。

自分たちが得意の、肥満ゼブラフィッシュの血液生化学検査に使っている技術です。


YouTuberのようになれるかも!と思ったりしましたが、今回は原稿校正、ビデオプロット、ビデオチェックに終始しました。

アクセプト(依頼論文なのに査読されまくりました)されてからなかなか公開されないなー、と思っていたところ、2ヶ月後の今日、publishされていました。



いやあ、良かった、良かった。

First authorの方、ごくろうさまでした!!



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Wed

19

Aug

2015

アントワープ

Antwerpenの名前の由来になった巨人の手のモニュメント
Antwerpenの名前の由来になった巨人の手のモニュメント

Summer holidayが終わってしまう!!

ということで(何がということでなのかはわかりませんが)、2泊3日でお隣の国、ベルギーはアントワープに行っていました。


外国とはいえ、NS(JRみたいなもの、タリスなどの新幹線ではない)で2時間程度の距離。

ちょうどいい小旅行先です。



オランダとベルギーは両方とも小さな国(九州程度の大きさ)で、一見似ている印象がありますが・・・


全然違います。



ライデンからスキップホールまでバス365線で移動し、スキップホールからNS Internationalで移動しました。

NSは綺麗な2階建ての電、フリーWiFi(Intercity、急行に限る)なので、NS Internationalはさぞかし素晴らしいだろうと思っていたら・・・


何、このボロい電車。まるで昭和の電車。。。


「世界の車窓から」状態で揺られること2時間弱、無事アントワープに到着しました。まあ、タリスよりはるかに安いから良いのですが(1/4くらい)。


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Sun

16

Aug

2015

CORPUS

なかなかインパクトのある建物です。
なかなかインパクトのある建物です。

CORPUS。ライデン大の職場のすぐ側にある人体博物館です。

小さくなって(たぶん)人体の体内を探検するというコンセプト。


建物の見た目があれ。進撃の巨人状態(古いか)。


他のオランダ博物館と違い、Museum cardが使えず、完全予約制の博物館、ということでなかなか行く機会がありませんでした。


1年以上前にライデン大学を初めて訪問した時から気になっていました。


今回は子供達のお友達一家と一緒に、ということで行ってきました。

相変わらず、進撃の巨人は元気そうです。

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Fri

14

Aug

2015

MeV4

たまには(本当にたまには)研究のブログ。


以前はDNA microarray屋で、真面目に自分でR (Bioconductor)をまわしたり、MeV4でclusteringをしたりしていました。


しかし最近は、はやりの次世代シーケンスブームで、こういった基礎的な解析をすべて共同研究者や外注に任せる日々が続いていました。


と・こ・ろ・が・・・

オランダで単独行動中ということもあり、久しぶりに自分で解析する事態が発生。

しかもnon-coding RNAのexpression listなので、Pathway ほにゃららのような便利ソフトウェアも使えず(gene nameなどのannotationがない)、ガチで最初からやるということに



えっと・・・Bioconductorのインストール方法ってどうするんだっけ?

RankProdのコマンドは、確か3年前に書いた最後のものがPCのどこかにあるはず・・・。

などと試行錯誤の果て、やりぬきました。


こういうのもたまには新鮮でいいですね!


そして驚いたのがMeV4


以前は単なるclustering softwareという認識だったのですが、使ってみると超便利に進化していました。

クラスター図を作るだけが目的だったのですが、(記憶をよみがえらせるために時間のかかった)Rなんて使わずに最初からMeV4ですべてやればよかったと反省。


これからは他人任せにせず、もう少し自分でも次世代データの解析をしようと思いました。



あれ?すでに1つ外注中でした・・・。



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Sat

08

Aug

2015

ベネツィアから帰蘭

アジアかよっ!と思わず突っ込みたくなる混雑でした
アジアかよっ!と思わず突っ込みたくなる混雑でした

ということで1週間ちょいに渡った地中海クルーズも、今日で終了。

出発地のベネツィアに到着後、Venezia Tessera Airportに行って・・・。


はい、この空港、超混んでいました。

座る場所なんてありません。


しかも船が遅れても良いように、飛行機を少し遅らせて予約したものですから、もう待ち時間が大変。

(1時に空港に着いたのに、5時まで飛行機を待っていました)。


2階に開きスペースがあったので、そこでスーツケースの上に一家全員座って、時の経つのを待っていました。

いやあ、つらかったです。



イタリアのクルーズですが、全体的に時間に几帳面でした。

イタリア、恐るべし。

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Fri

07

Aug

2015

ドブロブニク

キッズクラブで練習したショーを見せてくれる子供たち
キッズクラブで練習したショーを見せてくれる子供たち

翌日は一日船の上。

子供たちをキッズクラブに預けたり、そこで仕込まれた子供たちがするショーを見たり、少し高級な船上寿司屋さんに行ったり、夜のショーを見たりして、楽しみました。

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Wed

05

Aug

2015

イスタンブール

さすが工業都市の海、あまり美しくない。
さすが工業都市の海、あまり美しくない。

イズミールを出た船は翌朝にはトルコ最大の都市、イスタンブールへ到着。


これまでの青い海はどこへ行ったやら。さすが大都市、海が汚い。


シャトルバスに乗ってグランバザール前に到着。

「あれ?携帯がない、船に忘れたかな?」


ええ、しっかり携帯を無くしていました。


帰船後、いろいろな場所を探し、受付にも相談しましたが結局出てこず。

前回のIzumirやBariなど、数多くの写真を失ってしまいました・・・。

LebaraのプリペイドSIMなので、通話料金的なダメージは少ないのですが(古めのSamsungだったので金額的なダメージもそれほど大きくはなかった)、DropBoxやgmailなどが常時接続されていたのでちょっと心配。

船の中で、かなり高い(10分6ユーロくらい)そして遅い有料インターネットに接続して(ちなみに船の中にはFree WiFiなし)、これらの接続を全て切りました。

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Tue

04

Aug

2015

イズミール

昔のトイレ、猫が便座に寝ていました。
昔のトイレ、猫が便座に寝ていました。

イタリアからギリシア、そしてトルコはイズミールに到着しました。日本のバスツアーのごとく、いろいろな国に毎日連れて行かれます。


ちなみにIzumirと書いてイズミール(もうええっちゅうねん)。


ここは島田家愛用のボードゲーム「Seven Wonder」にも取り上げられている

エフェソスの遺跡

があるところ。


いかに子供たちが遺跡に興味がなくとも、親としてはぜひ行きたいところ。


ということでまたもや子供たちを船内のキッズクラブに預け、親だけで行ってきました。


もうここはトルコ、とにかく暑い!!

ベネツィアで「ここは暑いね〜。やっぱり夏はこれくらいの暑さじゃないと、夏らしくないね〜」。

とかのんきに言っていたレベルではない暑さ。

直射日光大好き欧米人ですら、帽子をかぶるレベルの日差し。40度越えはざら!


で、MSCクルーズのツアーバスに揺られ、エフェソスへ。

意外と遠い山の中の遺跡。

そしてさすが世界7不思議。この暑さでも観光客が多い。

エフェソスについてはこちら

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Mon

03

Aug

2015

カタコルン

小魚に夢中
小魚に夢中

Katakolonと書いてカタコルン、知る人ぞ知るイオニア買いに面したギリシアの港町(MSCクルーズのHPより引用)です。


今日の観光ツアーは・・・

ビーチ!!!


え。オリンピアには行かないの?

ここが子連れのつらいところ。

子供は遺跡には興味なし。


でも、さすがはギリシア!

とにかく綺麗な白い砂浜。透明度は高く、波は穏やか。

人もほとんどいないし、ビーチ側にある海の家もやる気なーい、まったりしたいい感じ。



たった2時間の滞在でしたが(このあたりがツアー)、子供たちも大喜びでとてもいい時間を過ごせました。


正直、また行きたいところの1つです。

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Sun

02

Aug

2015

バーリ

聖ニコラ、サンタクロースの由来になった方だそうです。
聖ニコラ、サンタクロースの由来になった方だそうです。

船に乗って翌日は南イタリアのバーリに船は到着。


遺跡には興味ない子供たちを船内のキッズクラブに預け、親だけで市内観光へ。

MSCが提供するExcavationがいくつかあるのですが、経費節約(どれもけっこうなお値段)と体力温存(どれも炎天下の中、歩き回される)のため、市内までのシャトルバス(15分間隔)で行きました。

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Sat

01

Aug

2015

出航

港には大きな船がたくさん停泊していました。
港には大きな船がたくさん停泊していました。

午前中少しベネツィア観光をしてから、お弁当用にピザを買ってクルーズ船が泊まっているVenezia Terminal Passeggeriに向かいました。


クルーズはMSC Cruse。日本ウェブサイトから申し込めるようですが、知らない自分はしっかりオランダサイトから申し込んでいました。まあ日本の住民票もないことですし。

でもオランダ語、かなり難しかったです・・・。


ローマ広場までは(前日のように歩いては行かず)水上バスで移動。そこでPeople moverという電車に乗換え、2駅目で下車。


乗船目指す人達がぞろぞろ歩いていたので、そこに加わり・・・

13階建ての巨大クルーズ船Poesia、見えてからも歩いても歩いても、なかなか近づいてこない。

炎天下の中、まさに死のロードウォーク(大げさ)を楽しみました。

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Fri

31

Jul

2015

ベネツィア

狭い通りは観光客でギュウギュウでした。
狭い通りは観光客でギュウギュウでした。

行ってきました、人生初イターリア!

それもいきなりベネツィア


「ベネチア」と書くべきか英語発音風に「ベニス」と書くのか少し悩みましたが、このブログでは「ベネツィア」でいきます。

「ヴェネツィア」と書いている人達もいるようですが、入力が大変なのでやめました。


若干興奮気味ですが、実は今回のベネツィア訪問は、夏休み一大イベント「クルーズ船で回る地中海沿岸ツアー」の出港地として前泊しただけでした。たいしたことはありません。


でも北のベネツィアといわれるオランダ(運河が多いため)から来た自分としては、本場の運河の国ベネツィアに憧れがありました。


これまた人生初のKLM航空でVenezia Tessera Airport(別名マルコ・ポーロ空港)に到着。


暑い!!とにかく暑い!!

まさに夏真っ盛り。

20℃前後で「今日は暑いね〜。いい天気だね〜」などと言っているオランダとは違い、まさに夏。真の夏。


市バスで空港からベネツィアの入り口、ローマ広場まで移動し、そこからは・・・

徒歩!!


狭い古い道しかない人工島、ベネツィアには車は入れません。自転車すら禁止されています。


歩きにくい石畳とスーツケース2個が暑さに拍車をかけます。そして道がわかりにくいのに人だらけ!


島の北側に宿を取ったので、少しくらいお金がかかっても空港から直接高速船で行けばラクだったものを、汗だくになって歩き続けました。



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Wed

29

Jul

2015

ZFプレート

日本からわざわざ送っていただきました。ありがとうございます!
日本からわざわざ送っていただきました。ありがとうございます!

久しぶりの研究成果報告ブログです。


以前、橋本電子工業株式会社さんと共同研究開発していたゼブラフィッシュ用96-well plate『ZF Plate』がFunakoshiさんから発売されました。


飼育水・麻酔液交換のマイクロタスを付けた96-well plateで、遠心機にかけることにより、ウェル内のゼブラフィッシュ稚魚が横向きの状態でウェル底に並びます。


さっそく日本からいくつか送ってもらい、ライデン大学で何人かの大学院生に使ってもらっていますが、皆その使いやすさに感動していました。


日本語版パンフレット

英語版パンフレット

さらにYouTubeによる使い方説明



研究資金を援助してくださったNEDO(平成24年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業)、橋本電子社の皆様、ありがとうございました。



 

発明者に私も入っていますが、このプレートが売れても私の収入にはならなかったりします・・・。


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Mon

27

Jul

2015

いろいろ Part 4、サンバルとオリーブ

サンバルで作った自作キムチ
サンバルで作った自作キムチ

いつまで続くのかオランダいろいろシリーズ(前回はこちら)。

今回のお題はサンバルとオリーブ。

 

サンバル

オランダは過去300年間にわたり、インドネシアを植民地支配していたという歴史的背景から、インドネシアの調味料「サンバル」がいろいろ手に入ります。

 

これまで試したサンバルは以下の通り。

Sambal Garlic (Luculus製)

知人の旦那さん(オランダ人)お薦めのサンバル。確かにうまい!ニンニクくさくなく、少し酸味のある豆板醤みたいな風味。1年間で2瓶食べました。

ためしに白菜(Chinese Koolという名前で売っている)をこのサンバルに2日ほど漬込むと・・・まるでキムチ!!

 

Sambal Tomaat (Luculus製)

Sambal Garlicと同じメーカー、見た目も良く似ている、そして自分の好きなトマトサンバル、ということで買ってみました。

お味は・・・え、これ何、ケチャップ?

まさにケチャップ。すこ〜しピリっとするかな?という程度の甘めのケチャップ。

自分的には残念サンバルでしたが、子供たち用にナポリタンスパゲッティを作るのに、ドバッと入れても大丈夫なので、これはこれで重宝しています。

ちなみにこの両者を買った店はTOKO Delft


Sambal Manis (Albert Hijn製)

近所のAlbert Hijn(以前はC1000だったが身売りしたらしい)のアジアン食材コーナーで発見。とても小さい小ビンで1ユーロもしなかったので正直期待していませんでしたが・・・

うまい!!

さすがアルバートハイン!

Manisというのは甘いという意味らしく、味は甘辛、まるでコチジャン。

けっこう愛用しています。



さて、次のお題。

オリーブ

オランダはギリシアが近いため、オリーブもいろいろな種類(というか味付けオリーブ)が手に入ります。

オリーブ屋さんがマーケットの日にやってきて、量り売りしてくれます。

単に酢に漬けたものから、フェタチーズと和えたものや、サンバルと和えたものなどいろいろです。

ワインのつまみにちょうどいい感じです。

店によって味は違いますが、一番のお気に入りは、青い唐辛子の中にクリームチーズを詰めたものです。ピリ辛だけどかなり美味しいです(これはオリーブではないな)。




少し話が変わりますが、ブドウも年中ギリシアから輸入されて安くで食べられます。ブドウ好きの息子、大歓喜です。

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Sun

26

Jul

2015

嵐とNaturalis

ラボの前の木たち。バキバキに折れています。
ラボの前の木たち。バキバキに折れています。

暑くはないけど、穏やかな天気が続くオランダの夏。


と思いきや・・・


もう本当に嵐。2日間は続きました。

耐震性をまったく無視したおしゃれな建物、高い木の多いくになのでどうなることやら、と思いつつ、翌日大学に行くと・・・。


木、折れまくり。かなり大きな枝がゴロゴロ落ちている。

ガラス張りのバス停、割れまくり。

看板などは大量に倒れて壊れている状況でした。


大学で折れた木の写真を撮っていると、オランダ語で

「あぶないぞーっ!!どきなさーいっ!!」

としらないおじさんが叫んでくれました。

ありがたいことです。


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Fri

24

Jul

2015

Louwman museum

建物・庭もとてもきれいな博物館です。この人が昔の大金持ち?
建物・庭もとてもきれいな博物館です。この人が昔の大金持ち?

息子のサッカーキャンプ開催地の側にある自動車博物館、Louwman museumにお迎えついでに行ってきました。


ある金持ち貴族その財力にものをいわせてクラッシックカーを買いまくり、その子孫が彼のコレクションを博物館にしたそうです。



展示はもちろんのこと、博物館の中にあるカフェも雰囲気がよく、なかなか良いところでした。


最近、Museumkaartが使えるようになったそうです。

あまり有名ではない博物館ですが、

かなりお薦めです。

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Wed

22

Jul

2015

サッカーキャンプ

キャンプに参加した子供全員がもらえる賞状(トロフィー付)
キャンプに参加した子供全員がもらえる賞状(トロフィー付)
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Thu

16

Jul

2015

父訪蘭

近所の公園で鳥と子供たちと戯れる父
近所の公園で鳥と子供たちと戯れる父

実父が、弟夫婦(私からは叔父夫婦)と一緒にオランダに来ました。


彼の観光第一希望は・・・

自分のラボ。

いつまでたっても、息子が(きちんと)働いているか気になるようです(大学生時代に親を心配させすぎたせい)。


ライデン市内を少し観光し、Oudt Leydenでオランダ式パンケーキを食べ、民族博物館に行き、船に乗って運河巡りをし、例のお気に入り魚料理レストランCrabbetje(以前のブログ参照)で食事をし、家の前の公園で家畜・鳥・子供たちと戯れ、家でまったりしてもらいました。


たった4日間でしたが、社会人になってから一緒にいることがほとんど無くなっていたので、少し嬉しかったです。



でも何がすごいって、70歳なのに帰国してすぐに仕事というのが・・・自分の親とは思えないくらいの働きっぷりです。

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Sat

11

Jul

2015

ビーチ、パート2

雲一つない空、混んでいない白い砂浜、これで水が暖かければ・・・
雲一つない空、混んでいない白い砂浜、これで水が暖かければ・・・

夏だ!海だ!!ビーチだ!!!

たとえ30度超えない日が多くても、日照時間は12時間越え。

とにかく夏なんだ!!


ということで、またもやKarwijkのビーチに行ってきました。

今度は息子の友人ご一家と一緒です。


母親マダムは2人でまったり海のカフェで。

子供3人と父親2人は、子供担当です。



前回の失敗(涼しいので子供たちは海に入らないだろう、と服で行ったら海に入ってびしょぬれ事件)を考慮し、今回は水着着用。


天気は快晴。

しかし、やはり海の水は冷たい。

しかし、子供たちは海に入る。

おっさん2人は砂浜で日光浴。

マダム2人は離れた喫茶店でカフェ三昧。


いやあ、いい一日でした。


こっちに来た最初の半年は、なかなか友達ができずにかなりつらそうな息子でしたが、今はこうやって楽しく遊べる友達ができて本当によかったです。

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Sun

05

Jul

2015

ゴッホとシーボルト

ホールにあった液晶大画面。いろいろなゴッホパロディ画像が出てきます。
ホールにあった液晶大画面。いろいろなゴッホパロディ画像が出てきます。

タイトルを付け間違えたかも。ゴッホととシーボルトの関係性についてGoogle検索してこのブログにたどり着いてしまった方、ごめんなさい。


今日は日曜日、以前から家族が行きたがっていたゴッホミュージアムVan Gogh Museumに行ってきました。


ちなみに日本語のwikipediaにもまとめられています。

ゴッホ美術館


はっきり言って、オランダで行列ができる美術館はここだけではないでしょうか?

それくらい人気のある美術館です。

去年に改装が終わり、オランダ単身赴任中に1回行こうとしたものの余りの行列の長さに挫折した経験があります。


朝一で入ればなんとかなるだろう、と一家でアムステルダムはMeuseumpleinへ。


ええ、なんとかなりました。9時半頃に到着しましたが、10分くらい(それでも10分も待たされる!)の列で済みました。


子供には退屈かなーと思っていたのですが・・・

子供用の小さいバッグを受付でもらいました。中にはいろいろな課題が書いてある紙があり、それに従って子供を遊ばせました。


中でも子供たちが気に入ったのは、気に入った絵をスケッチすること。


娘はいろいろな絵をスケッチし、ほかのお客さんに褒められいい気分。

息子はヒマワリが気に入ったもよう、何枚もヒマワリをスケッチし、お土産にヒマワリの絵が入った定規をおねだりされました。


夕方は・・・

シーボルト会に参加してきました。

2ヶ月に1回のペースで開催されるシーボルト会、略してシー会の詳細はこちら


今回のお題は・・・

野蒜築港

明治時代、横浜築港の10年前に世界に通用する港を作ろうと政府主導で行われた大規模築港工事の経緯とその失敗の理由、そして日本史から消え去った(正確にはほとんど消え去った)理由

について、この本の著者自らが講演してくださいました。


分子薬理・精神科・医学生物学と渡り歩いてきた自分にとって、民俗学・歴史学はかなり遠い世界ですが、とても面白かったです。

今の研究分野から引退したら、こういうことも研究してみたいなあと思いました。


また、この最後の部分が悲しいんだわ、ほんと。東北大震災が絡んできて・・・、おっと誰か来たようだ。これにて失礼。


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Fri

03

Jul

2015

ビーチ!

この後、息子は転けて全身ずぶ濡れになりました。
この後、息子は転けて全身ずぶ濡れになりました。

夏だ!海だ!!ビーチだ!!!

ということで学校主催のBeach Picnicに参加してきました。


場所はLeiderdorpから車で20分のKatwijkのBeach。

時間は金曜の5時開始で終了は日が沈むまで、というなかなか豪快なプログラム。ちなみにオランダの夏の日没は夜10時頃


太陽の日差しはとても強く、子供たちは元気に砂浜を走り回ります。

男の子達は、お互いに泥を投げてぶつけあったり、砂に埋め合ったり。


元気な子は海に入って泳いでいましたが、見た目と違いかなり水が冷たかったので、うちの子達はせいぜい足程度。

ビーチはサラサラの砂浜で、けっこうよかったです。


また行こうっと!!



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Mon

29

Jun

2015

The 9th European Zebrafish Meeting

大量のやや変態チックな彫刻がある公園
大量のやや変態チックな彫刻がある公園

オランダに来て1年ちょっと、まだ1回も学会発表していないのは経歴的にまずいかと考え・・・


ご近所ノルウェイはオスローで開催される第9回European Zebrafish Meetingで発表してきました。


ネタは・・・肥満ゼブラフィッシュとマウス脂肪細胞を併用した研究、内臓脂肪蓄積を促進する遺伝子MXD3についてです。

財源を古巣(三重大学)にお願いしたので、ライデン大学での成果ではなく過去の成果にしました。

できればオーラル(口演)で申し込んだのですが、残念ながらポスターになってしまいました。



父の日で買ってもらったスーツ一式に身を包んで、KLMでアムステルダムからオスローへ移動。

初日はsuperviserの准教授のプレゼンを聞き、ZIRCのDirectorのプレゼンを聞き、彼と少し内密の打ち合せをし、夜は・・・

昔(といっても昨年まで)の大学院生がオスロー病院でpost docとして働いているので、彼に会ってきました。


オスローはノルウェイの首都、にぎやかですが車が少ない。そして小さい。

物価が異様に高い。

晩ご飯を元大学院生に奢ってもらいましたが、値段を聞いてびっくり。

アジア料理屋で二人で100クローネ(1万円以上)!


その後、彫刻で有名なヴィーゲラン彫刻公園(Vigeland Park)を案内してもらい、記念撮影をし、彼の家に呼ばれ、ほかの中国人研究者達としばらく談笑しました。

元学生がこうやって活躍しているのを(活躍していないかもしれないけど)見るのはとても嬉しいものです。


翌日、ちゃっちゃとポスタープレゼンテーションを済ませ、さあ観光に行くぞ!と思っていましたが、面白いプレゼンが多く、しっかり夜の飛行機直前まで学会に参加してしまいました。

ということでオスローはほとんど観光せず、帰国(正確には帰蘭)。


いつの間にか自分も真面目になったもんだ、うんうん。



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帰国後1ヶ月して・・・

ZDM8の存在を忘れてたーーっ!!

オランダからボストンは比較的近いので、こっちでも発表すれば良かったと思ったのは後の祭りでした。

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Thu

25

Jun

2015

いろいろ Part 3

前回に続いて、細かいオランダネタをつらつらと・・・。


6月27日(土)

短期で大学間提携で留学していた先生が帰国されるので、一家でお呼ばれ。

短い間とはいえ、楽しい時を過ごさせて頂きました。

最後には使わなかった日本食材(ラ王豚骨ラーメン等)を大量にいただきました。

ありがとうございました。


帰国後、あつーい日本での活躍をお祈りしております。

・・・帰りたくねーーー。


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最近、大学への通勤路(思わず通学路と書いてしまった)に白鳥一家がいらっしゃいます。

もっか子育て中です。お父さん白鳥はいつもシャキッと頭をもたげ、自転車道路側にどうどうと一家を構えていらっしゃる姿に、見習うべき精神性を感じてしまいます。


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ミント中毒になってきました。

密かに(密かではないかも)ミント好きなオランダ人

フレッシュミントティーやメントスの国なのです。


最近はまっているのが・・・

Fisherman's Friend


いろいろな種類を試しているうちに、リコリス(甘草)入りSalmiakをゲット。

超危険。

これ以外はとても美味しいです。


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そしてインスタントラーメン

Unoxという会社(ユニリーバの子会社らしい、間違えていたらすみません)が出しているGood Noodlesにはまっています。

お薦めの味は・・・

Oosterse kipとSate

Oosterse kip(東のチキン味)は少し酸っぱいチキンコンソメ、

Sate(インドネシア風)はミソ味。



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Sun

21

Jun

2015

Father's Day

今日は父の日。


うちは2人子供がいるけど、まるで3人兄弟の長男のよう、とまるで父親らしい威厳のかけらもない自分。


そんな自分に対して、家族が・・・


学会用の革靴を買ってくれるのにつきあってくれました!!


いえーーーいっっ!!


もうすぐThe 9th European Zebrafish Meeting (EZM)で発表するため、

先週から妻と一緒に(日本でもなかなか1人では服を買えないタイプ)HaarlemmerstraatのWEという店で


スーツ上下

シャツ

ネクタイ

ベルト

と購入してきました。


ええ、オランダに来るのにスーツを一切持ってこない社会人失格の自分です。

オランダでは服は高い印象でしたが、以外と安く全部まとめて200ユーロほど。日本でいつも買っているスーツ(アオキ)より安いくらいです。


背の高い人種の国で、日本でもチビな部類の自分が服を買えるか心配でしたが、大丈夫でした。ライデンは留学生が多いので、サイズバリエーションが多いのかもしれません。イタリア人は自分と同じくらいの身長も多く見受けられますし。



ちなみに今日買った革靴はイタリア製の80ユーロ、これまたお安い!!

いろいろ家族で見立ててもらいました。


ありがとうございました!!

これで学会発表もきっとうまく行きます!!


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Tue

16

Jun

2015

音楽発表会

今日は朝の1時間、学校で娘のクラスの音楽発表会。

 

もちろん仕事はいつもより遅く行くことにして、参加してきました。

このあたりがオランダらしい!?


親達が案内された先には、ピアノの先生とGroup 5の生徒達が並んでいました。

そしてピアノに合わせて、歌を歌ったり、踊ったり・・・。


 

たいしたことないだろう、と思っていたら10曲以上、細かい合いの手やダンスがけっこう凝っていて楽しかったです。


日本にいる頃はこういうのを気楽に見ることができなかったので、とても嬉しかったです。



最後に、サプライズで娘の誕生日おめでとうの歌(本当は今日が誕生日)。

でも肝心の娘は驚いてしまって、何が起きたのかさっぱり?という感じでした。サプライズされ慣れも大事だな、うんうん。



残念なことに息子の発表会の日は、学会でオスロ出張中。。。

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Mon

15

Jun

2015

School Trip

先日も書いたように、とにかくオランダでは子供が優遇されている。

そのため、子供のイベントがとにかく多い。


今日は息子のschool trip。日本で言うところの遠足かも。


バスに乗って行って来たところは・・・

ローマ博物館

Archeon!


いわゆる日本の戦国時代村みたいな感じの、オランダのローマ時代村らしい。

ローマ時代のパンを焼いて食べたり、剣闘士の戦いを見たり、綱引きをしたりして楽しんだそうです。

バットを頭につけて、グルグル回ってから走り出すのは世界共通だということも知りました。


ボランティアで付き添ってくれた親達から、写真をいただきました。

ありがとうございました。


楽しそう!

次は家族で行こう!!


でもMeuseumkaartが使えなかったりする・・・。

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Sun

14

Jun

2015

娘のお誕生会

ユニセフ様の子供幸福度調査で、毎年上位にランクインするオランダ。


うちの子達も、普通にその辺りを歩いているだけで、よその人から話しかけられたり、頭をなでられます。


オランダ人は本当に子供好き、というのが心底わかるのは・・・

子供の誕生日。


1ヶ月近く前(すごいのになると3ヶ月前)から誕生日パーティを企画準備し、子供の友人を大勢招待します。

お金持ちはどこそこの船を借り切ったりするくらいです。


さて、うちの場合は、一般中流家庭らしく

BubbelJungle!

Jaaaaaaaaaaa!!!


室内遊戯場を2ヶ月前から(早すぎたみたい)予約しました。

でも少し贅沢して、そこに附属しているBubbel Golfも追加予約。

実は娘の誕生日3週間ほど前に、同じクラスメイトの誕生会が同じ場所で開かれ(定番)、そこで真っ暗闇で蛍光ペンキで絵が描かれた世界でのゴルフBubbel Golfを満喫した娘の追加リクエスト。


Birthday packageはそこでも提供しているのですが、スナックとジュースだったので、今回は頼まず、妻手作りの日本風ショートケーキ。

Dr. Oetkerのレモンケーキがなぜかフカフカ日本風スポンジケーキになります。

ええ、うちの自作ケーキはすべてDr. Oetker! 信頼の味です。


壊さないようにケーキをBubbel Jungleに運び入れ、そこの冷蔵庫に入れさせていただきました。


娘のリクエスト通り、クラスメイトおよび転校していった元クラスメイト全員にメールを出したところ、1名を除いて全員集合。兄弟もいいよ、と言ったので20名超の参加者になりました。


まずは・・・

子供たちを4−5人のグループにわけ、それぞれに親が1名付き(ほかの親にも付き添いを頼みました)、暗闇ゴルフ。

自分は一番元気(いたずら盛り)な男子チーム。

蛍光世界で、ゴルフクラブでチャンバラしたり、蛍光ボールを口に入れたり、ゴルフスコアをチートしたり。

おばかな男子の相手するのが大変でしたが、楽しかったです。


それが終わったら、室内遊戯場でしばらく子供たちを放牧。

ほかのグループの子供たちとけんかした、転けた、滑り台を滑ったら足がやけどした、など泣きにくる子供たちに対応しました。


適当な時間が来たら、呼び寄せてケーキタイム。



娘へのプレゼントは特に指定していなかったので、娘は大量の小物と手紙、そして現金100ユーロほどゲットしました。

プレゼントに10~20ユーロほどの現金を渡すのも有りなようです。


夕方、親ごさんが迎えに来て、さよならの挨拶。手みやげを渡し・・・あれ、余った、誰に渡しそこねたんだ?などバタバタしてHappy Birthdayが終了しました。



いやあ、楽しいけど大変な一日でした。

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Sat

06

Jun

2015

CoderDojo, again!

たまには研究者らしいブログを書こうと、最近出した国際特許のこと(癌幹細胞検出用論文では[隠してある]成果を知財化)や、投稿して2時間でご返事をいただいた超最速リジェクト事件(どこの雑誌かは書きません、これまでの一晩リジェクトを超える速さでした)を書こうかと思ったのですが・・・。


こんなの書いている本人にとって、正直あまり面白くない。


ということでまた日常のイベントについてのブログを書きます。


以前、娘と参加した子供向けプログラミング教室、CoderDojoにまた行ってきました。

前回は子供が通う学校であったのですが、今回はライデン市内のBPLusCという市営のイベント用建物です。

7歳からの参加ですが、今回は息子(6歳)も飛び入り参加。


ちょうど、市民文化祭みたいなものがやっていたのか、けっこうな人出。


今回もScratchを使いました(これ、日本語版もあるのでけっこうお薦め)。

自分のMBAにインストールしたものを娘が使い、息子はGalaxy TabのインストールしたScratch Jr(しかタブレットでは使えず)を使いました。


で、娘の作品(写真)。

前回の単にニャーニャー言いながらキャラクターが走り回るプログラムからだいぶ進化し、なんとゲーム(まあ、私がかなり手伝いましたが)を作りました。


少し画像が分かりにくいですが、

黄色いチキンが主人公。こいつをキー操作で、追いかけてくる他のモンスターから逃がしつつ、チキンの後ろについてくる猿で防御。

猿が他のモンスターに当たると、点数が入り、モンスターはしばらくクルクル回るというもの。モンスターがチキンに触れると赤くなり、減点されます。

10000点まで行くとゲーム終了。


作った本人がいつまでも遊んでいました。



次回作に乞うご期待!!

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Sat

30

May

2015

牛の放牧を見てきました

オランダは知られざる酪農国

国土は日本の九州程度ですが、そのほとんどが平地なため、牧場だらけです。そう、近所の公園でも、羊や鶏、豚がいるくらい牧場だらけなのです。


今日は友人宅に誘われ、冬の間、牛舎に閉じ込められていた牛の放牧会を見学してきました。


夜7時からスタート。少し早めに友人宅にお邪魔させていただき、ミートボール(Gehaktballenというかなりおおきな肉団子、肉汁ソースがかなり美味しい!)とふかしたジャガイモを主食にしたvery dutchな晩ご飯で腹ごしらえをしてから、その方の友人が経営している牧場に行きました。



久しぶりに外に出る牛達は大興奮で、牛舎から走り出していきます。

牧場に出ても、外で走り回ったり、牛同士でじゃれあっています。

とても大きな身体がはしゃぎ回っているのを見るのは圧巻でした。

はしゃぎすぎて足をくじいたのか、びっこひいている牛もいるくらい。


去年は、興奮のあまり、水に落ちた牛もいたそうです。



いやあ、面白いものを見学させていただきました。

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Fri

29

May

2015

Rhamnan sulphate from Monostroma nitidum attenuates hepatic steatosis by suppressing lipogenesis in a diet-induced obesity zebrafish model.

ということで今月2報目のPublish。

ヒトエグサ(Monostroma nitidum)に含まれる高分子硫化ラムナンをお得意の肥満ゼブラフィッシュに食べさせた研究報告です。


ヒトエグサというとなんだか本格的に聞こえますが、いわゆる青のり・あおさ、ですな。


元弟子につきあって、いろいろ論文執筆指導をしているうちにAuthorshipに入ってしまいました。正直、投稿したときは「こりゃ実験データも少ないし、アクセプトされないだろう」と思っていたのですが、「ヒトエグサを食べる(食べさせる)」という発想が、欧米人には新鮮だったのか受けたようです。


内容は・・・

おっと誰か来たようだ。


続きはWebで。


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Sun

24

May

2015

Japanmarkt & Birthday Party

オランダは子供幸せ度が高い国ということもあり、確かに子供が優遇されています。


今日は年に1回、ライデンはシーボルトハウス前のRapenburg 通りで開かれる

Japan Market (Japanmarkt)の日でした。

オランダ語風に発音するとヤパンマルクト。



昨年は自分一人が先にオランダに来ていたので、寂しく一人で行きました。

あっという間に1年が過ぎて行きます・・・。

研究成果が・・・ボソッ。


昼12時から子供を自転車に乗せて会場へ。せっかくなので娘と息子には浴衣と甚平を着せました。

数少ない日本人と、大勢のオランダ人が集まるイベントで、Rapenburg 通りはギュウギュウでした。

子供たちが教わっているピアノの先生が出している出店で、どら焼きと苺大福を食べ、

日本語の古本を何冊か購入し、

子供のリクエストで日本では見ることのない風変わりな寿司を食べ、

旧知(といってもそれほど古くはないのですが)と会い、

ヨーヨーつりをして・・・


あっというまに楽しい時間が過ぎて行きます。

はい、2時。実は娘、今日はクラスメイトの誕生日パーティーとの掛け持ちだったのです。

いそいで娘を自転車に乗せて向かう場所は・・・

Bubble Jungle (オランダ語ではBubbel Jungle、微妙に綴りが違います)!



室内型の遊技場です。


浴衣姿で突入した娘、そのまま他の子達が競争していたBubble Golfに突撃。


これまで何度か来たことのあるBubble Jungleでしたが、娘にとってGolfは初めて、しかも真っ暗闇で蛍光で光るボールをうつゴルフは親も初めて。


Golf competition終了時に、さすがに浴衣は普通の服に着替えさせましたが、おそらくBubble Jungleに浴衣姿で来た子供は彼女が初めてでしょう。


何はともあれ、娘を自転車の後ろに乗せて、ライデン市内を縦横無尽に走り回った一日でした。


Bubble Jungleで他のお父さん達と一緒に飲んだビールが美味しかったです

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Sun

17

May

2015

ライデン・マラソン

オランダではマラソンする人が多い印象を受けます。

在蘭日本人メーリングリストから誘われて、運動嫌いの自分もついにライデンマラソンに参加しました。


正確には、私の「子供たちが」参加しました。


自分に似ず、ちっこいのに運動好きな娘。ぜひ走りたいということで2キロのKids runに登録。


娘の熱い要望で、ときどき朝の学校の送り(ちょうど2キロ程度)に一緒に走る日々。しんどかったです。


当日、Breestraatの会場に行くとすごい人ごみで、どこが受付なのかスタートなのかわからない。その辺にいる人達に聞き、なんとかゼッケンをもらい、一緒に走り出しました。


自分は娘、妻は息子について走ります。人ごみの中、隙間を見つけては脱兎のごとく追い越しをかけていく娘。それを追うカメラを構えて走る自分。


たった2キロでしたが、終わったときにはクタクタでした。

しかも次の日、足痛いし。。。


もう走りたくねーー!!


後日わかったのですが、どうやらゼッケンに何かしかけがしてあるらしく、スタートラインを切った瞬間からゴールまでの時間を記録してある様子。あとでウェブサイトにログインして見ると、子供たちのゴール時のビデオがアップロードしてありました。なかなかハイテク(死語?)です。

ちなみに娘は476位、息子は844位でした。何人参加したんだろ?

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Thu

14

May

2015

エジンバラ、お城すげーよ!!

アパートの窓から見えたアーサーズ・シート。でかい岸壁が丘の上に続いています。
アパートの窓から見えたアーサーズ・シート。でかい岸壁が丘の上に続いています。

いよいよ1週間にわたったイギリス縦断の旅も、終わりが見えてきました。

 

最終目的地、エジンバラ

グラスゴーから意外とゆっくりな電車に揺られること1時間、エジンバラ中央駅に着きました。

見渡す限り、かなり急な坂の世界。坂のないオランダから来た一家にとって試練の時がやってきました。

というのも家族1週間旅行分の荷物を運んでいたからです。


まずはアパートメントの管理事務所まで行きました。事務所はとても良い場所にあったのですが、Google mapの案内する道に長い階段が入っていたことを呪いました。


そこで部屋の鍵をもらって・・・

早くも根性切れてタクシーを手配してもらってアパートへ行きました。わずか5分もかからない距離でした。

そして部屋は3階、階段のみ。スーツケースを抱えて上る階段はきつかったです。


さっさと気を取り直して、有名なエジンバラ城観光に行ってきました。

意外と入場料が高い。

4人家族で約75ポンド、15000円。ちょ、ここはロンドンですかい。


しかし中はとても良かったです。巨大で石造りのがっちりした感じ、まるでベルセリクの世界。


ここで異民族(ローマ人やスコットランド人にとって)との戦いが繰り広げられたと思うと、感慨深いです。

石造りなので色が茶色しかないのが単調ですが(この点で日本の城とは風情が全然違いますが)、質実剛健な感じが良かったです。


その後、セント・ジャイルズ大聖堂に入り、

これもベルセリクの世界。

正直、この手の教会には見慣れてきたので、子供たちは特に感銘受けず。


The Scotch Whisky Experience

The Scotch Whisky Experienceでは何と日本語のツアーが!

「まっさん」の影響かもしれませんね。

小さいトロッコに乗り、どうやってスコッチウイスキーが作られるのか、ウイスキーの種類などを幽霊(?)に教えてもらいました。これには子供も大喜び。

最後には自分の好きな香りを選んで、それに合うウイスキーを少しいただきました。

自分は島系(Islay)を選び、出て来たのはラフロイグ。海の香りが強く、独特の風味とのこと。なるほど。

久しぶりのラフロイグは美味しかったです。他にもフルーツ系の香りのするものなど、いろいろありました。


途中であった日本人ハーフの娘さんがいるご一家と一緒におもちゃ博物館

入館料無料なのに、広くてかなり充実していました。

小さい子にはお薦めです。



それ以降はロイヤルマイルを2日に渡って練り歩きました。

せっかくイギリスに来ているのにアフタヌーンティーをしていないことに(妻が)気づき、Patisserie Valerieでプチお茶会をしました。お買い得なお値段で美味しく、よかったです。


自分はアイリッシュコーヒーならぬスコティッシュコーヒーを飲んで大満足。



2日目の夕方、エジンバラ国際空港という小さな空港からスキップホールへ帰オランダ。帰りの格安Easy Jetのエアチケット、預け荷物なしで予約購入していたらしく、慌てて追加支払い。道理で安かった訳だ、またオンライン購入時に英語を見落としていたらしい。


スキップホール空港から自宅まで、疲れたのでタクシー。なんとテスラの電気自動車タクシーでした。運転手さんと話したところ、お値段900万円!でも電気代はテスラ社がすべて出しているそうです。


とにもかくにも、とても楽しい1週間でした。


 

あー、はやくサマーホリデー来ないかな〜〜。ちゃんちゃん。

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Wed

13

May

2015

グラスゴーへゴー

ウィンダミアから乗った電車。意外とカラフル。
ウィンダミアから乗った電車。意外とカラフル。

せっかくイギリスに行くなら、スコットランドも。ということで、グラスゴーエジンバラに行ってきました。

実は最初の計画では、ママ友がグラスゴー出身ということで一度見てみたい!だけだったのですが、せっかくスコットランドまで行くのなら、その隣(電車で一時間)のエジンバラのほうが観光地としては有名、ということで追加してしまいました。


朝一、ウィンダミアから電車で3時間(これも要予約)。


そういえばこれらの長距離電車の予約はオランダからオンラインでしたのですが、どうも予約の仕方を間違えたらしく(anytime singleというのにしてしまった)、イギリスに来てからこまめに電車会社に電話して、座席と乗る電車時間を指定していました。

あれ、これだとオランダから予約した意味ないんじゃね?

たとえ英語でも間違えてしまうあたりが、まだまだですね。。。


ホテル(今回の旅行で唯一のホテル、というか超久しぶりのホテル)のチェックイン時刻になっていないので、荷物だけ預けて、観光へ。

ちなみに、ホテルはGrand Central Hotel、ファミリールーム一泊70ユーロ(日本円で1万円いかなかった)というお値打ちなのに(だからこの日だけホテルにした)、Glasgow Central Stationのすぐそばという絶好のロケーション。そしてきれいで、フロントやサービスがとても良い!!

超お薦めです。


子供連れ、ということもあり、そこは(日本人にとって)隠れた名博物館

Kelvingrove Art Gallery and Museumに行ってきました。


歴史のある建物の中は・・・まるででっかいNaturalis


展示もいろいろ工夫されており、とても楽しかったです。

世界最大のカニとして、タカアシガニ(Japanese Giant Spider Crub)の標本が展示されていました。


偶然、そこで子供のクラスメイトに会い(その子はMay holidayでGlasgowに帰省中)、しばらく遊んでホテルへ。


ロンドン、ウィンダミア、グラスゴーと北上して行くうち、物価が安くなっていることに気づいたので、晩ご飯は少し贅沢に外食することにしました。まあ、ホテルには台所がないですしね(今までずっと自炊)。


子供たちが魚料理が食べたいということで、いろいろネットの口コミを検索し、ホテルからの距離も考え、決めたのは

Two Fat Ladies !!


名前からして美味しそうです。

電話で予約し、google map片手に歩いて着いた場所は、小さなお店。


でも、とても美味しかったです。魚をこんな風に料理するんだー、と少し感心しました。

店の人達も親切だし、満足しました。ライデンのVisrestaurant, Crabbetjeに匹敵します。

デザートまで食べて、日本円で2万円いかないくらい

いやあ、贅沢しました。


グラスゴーではたった一泊。明日からスコットランド有数の観光地、エジンバラに移動です。

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Tue

12

May

2015

湖水地方 - ウィンダミア

巨大ステーション、ユーストンでどのプラットフォームに行けばよいのかわからず、しばらくオタオタ
巨大ステーション、ユーストンでどのプラットフォームに行けばよいのかわからず、しばらくオタオタ

今回のイギリス旅行では、熱い妻のリクエストを受けて湖水地方に行きました。


湖水地方って何?」とおっしゃられる皆様に少しご説明を(自分も全く知りませんでした)。まあ、リンク先を見ればだいたい分かるかと思いますが。



そこはイギリスの軽井沢。高原の中にきれいな大小数多くの湖があり、多くの観光客やリゾートを楽しむリッチなイギリスビジネスマンが来るところです。夏は湖で泳ぐ人も多いそうです。

ウサギが主人公の絵本ピーターラビットの作家、ビアトリクス・ポターがその風景に惚れ込んで牧場と家を買って、そこで作家活動に励んだところです。


ロンドンのユーストン駅から郊外へ向かうVirgin Trainに乗り(要予約)、3時間半。途中Oxenhormで乗換え、無事Windamereに到着。駅近くのアパートメントOakdene Apartmentにチェックイン。少し古そうだけど、きれいで、家具や食器、シーツ・テーブルカバーがとても素敵でした。子供がいるので汚したり、壊さないか少し心配。女主人がすぐ側で暮らしているので、わからないことがあるとすぐ聞けるので便利、

その日は、近所のスーパーで食材を買って、晩ご飯を食べて終了。


翌日から観光開始。

事前に日本語で検索してヒットしたツアー「ピーターラビットの故郷とウィンダミア湖クルーズ半日観光」を予約してきました。


バンに乗せてもらい、運転手がいろいろ教えてくれます。運転手は英語でしたが、ときどき日本語のガイド音声を流してくれるので理解が深まりました。30年前にロンドンで働いていた日本人老夫婦とご一緒させていただきました。


確かにきれいな風景でした。オランダでは珍しい丘、そこにいる羊達。羊はハードウィックという、冬ろくに食べ物がない環境でも自分の毛を食べて生き延びるという、かなり頑丈な品種がメイン。羊毛の品質は悪いそうですが、イギリス政府が飼育を推奨(保護?)しており、ビルの保温材などに使われているそうです。


ちなみにオランダのように、そのへんで羊と戯れることはできません(オランダが特別なのかも)。


ツアーのメインはビアトリクスの家があるヒルトップとウィンダミア湖クルーズ。

ヒルトップはナショナルトラストが管理しており、ビアトリクスの家は小さいながらもいい感じの博物館になっていました。ビアトリクス直筆の絵やコレクションが置いてあり、画家として素晴らしい才能があったことがわかりました(残念ながら中は写真禁止)。

・・・じゃないとあんなに世界中で絵本が売れないしね。


ウィンダミア湖のクルーズは・・・寒かったです。まだ季節は早すぎたみたい。

でも子供たちはデッキに出たがり、親達は交代で渋々つきあう感じ。

まあ、こんな感じで2日目は終了。


3日目は少し湖水地方を観光して、いよいよスコットランド、まずはグラスゴーへ移動しました。



なお、湖水地方にはローマ時代の遺跡(ローマ人がここまで来ていたことが驚き)もけっこう残っており、お風呂とかもあったらしいですが、今回は見れず。残念。


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Sat

09

May

2015

ロンドン定番観光

ロンドン塔の前にて
ロンドン塔の前にて

ロンドン滞在3日目、しっかり観光客をしてきました。

メインはロンドン塔の王冠見学。キラキラ好きの子供たちのお目当てです。ここだけは事前にチケット予約しました。


カムデンタウンから地下鉄(Northern)に乗って、London Bridge駅へ移動。そこから歩いて、ロンドン橋へ。

我が家族、「え、これがロンドン橋?」というリアクション。


まあ、単なる大きな橋ですしね。

正直、タワーブリッジのほうが観光名所だと思います。


ロンドン橋をさっさと通り過ぎて、そのままロンドン塔へテムズ川沿いを歩く。大人にはラクだけど、子供には少しきついかと心配しましたが、以前購入した靴のせいか、なんとかクリア。


メインイベントのロンドン塔


予めオンラインでチケットを買っておいたので待たずに入場(いえーい)。

 

政治犯を入れていた塔、というよりは塔がたくさんある刑務所。中はちょっとした迷路でした。

お目当ての宝物庫では他の客さんと一緒に動く歩道に乗って、いろいろな王冠や杖、アクセサリーを見ました。あまりにも数が多くて、キラキラ好きの娘にとっても途中からどうでも良くなって来た様子。

一部ないものもありましたが、それは今、女王が公務に使用しているとのこと(つまり身につけている)。

また、意外とイギリスの歴史が古いことも勉強になりました(ローマ人の侵入あたりから)。

敷地内の喫茶店でサンドイッチを食べ、妻ご希望の大英博物館へ移動開始。


えっと・・・バスか地下鉄で・・・とLebara UK simでGoogle Mapを見ながら歩いていましたが、子供たちはそろそろ足が限界。


ええ、ロンドンキャブ初体験しました。

運転手は「13ポンドくらいで着くよ!」と言っていましたが、

その距離2.7マイル(およそ4キロ)にしては高い!さすがロンドン!!

とか思って乗りましたが、途中で道が工事していたため遠回り。結局16ポンドかかりました。

日本円で3000円、ふぎゃっ。


肝心の大英博物館は「無料」

イエーッ、さすが大英帝国、太っ腹!!


しかし、その分(妻が見回っている間)子供たちと喫茶店に入ったり、お土産を買ったりと、しっかり散在してしまいました。



帰りは最寄り駅Tottenham Court RoadからCamden Townのアパートメントへ帰宅。

観光客らしい一日でした。




実は以前のプチ独身時代に、この辺の観光スポットはこっそり来ていました。

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Fri

08

May

2015

Harry Potter

定番のキングス・クロス駅の9と3/4番線
定番のキングス・クロス駅の9と3/4番線

ロンドンで子供に大人気のスポット、Warner Brothers Studio Tour

通称 ハリーポッター博物館

に行ってきました!!


そこに行くために、ロンドン滞在時にカムデンタウンに宿を取ったといっても過言ではありません。

というのも一駅離れたユーストン駅から、London Midland線(オランダのNSに相当)に30分乗るとWatford Junction駅に到着。そこから15分間隔で出ているシャトルバス(もちろん2階建バス、1名2ポンド、意外と高い)で10分ほどでWarner Brothers Studioに到着します。


ユーストン駅の大都会っぷり(ロンドンで6番目に乗降客数が多い駅だそう)におたおたしながらも、無事乗り継ぎに成功し、なんとか会場に到着。


May holidayということできっと子供たちで大混雑だろう、半年前に予約したチケットを握りしめながら覚悟して受付に行くと・・・

なぜかガラガラ。

大人がちらほらいる程度。


イギリスのMay holidayはもう終わっていたらしい。ラッキー!!


まあ、適当にハリーポッターの映画で使われたセットや小物を眺め、カフェでバタービールを飲み(大人にとっては余ったるい生クリーム入り炭酸ジュース)、お土産屋さんで杖を買い(25ポンド程度、中にメタルが入っているので、意外としっかりしている。そして悪役の杖のほうがかっこいい)、そして


同じ電車に乗って帰りました。


こう書くとたいしたことはしていないな、うん。


いやあ、でもセットや小物は本当によく出来ていました。

 

ワーナーさん、今の建物の隣にもう1つ何か作っているところでした。

映画シリーズは終わりましたが、まだまだ儲けるつもりですな。

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Thu

07

May

2015

大都会ロンドン(初日)

アパートの写真。入り口は狭いが・・・中はそこそこの部屋数・広さでした。
アパートの写真。入り口は狭いが・・・中はそこそこの部屋数・広さでした。

前日まで下痢と発熱で少しお疲れの父(自分のこと)は大きなスーツケースと子供2人かかえ(正確には妻が)、ロンドンシティー空港に降り立ちました。


自分のスマホ(Lebara NL)がイギリスでは使えないことに気づき、空港でLebara UKのSIMを購入。これでGoogle Mapが使えるはず・・・だが、うまくいかない。


オランダとイギリスは飛行機で1時間の距離なのに(実際に飛んでいるのは30分くらい)、どうして国際携帯電話企業Lebara様のSIMが二国間で共通して使えないのか!とブツブツ文句をいいつつ・・・

もう面倒なので、印刷した地図と勘で移動することにしました。


おたおた大都会ロンドンを地下鉄で移動し、アパートを予約したCamden Town駅に到着。

地下鉄をMetroとは呼ばずUndergroundと呼ぶあたりがイギリスちっくな感じ。


さすが大都会ロンドン、とにかく人が多い。地下から地上に出ると、さっそくどっちに向かって歩けばよいのか分からなくなる。迷いつつもなんとかアパートメントホテルSmart Accommodation Camdenに到着すると・・・。


そこはオフィス。そこで泊まるアパートメントの場所を教えてもらう。けっこう遠い

ヘロヘロになってアパートに到着。なかなかオシャレな感じでいい・・・がお湯と暖房が使えない(日中13度くらい)。

オフィスに電話し、いろいろ説明を聞くがわからず、結局そこの人に来てもらう。


ホテルと違い、アパートは安い分、食事や洗濯は自分が(正確には妻が)する。

ちなみに「安い」と言ってもそこは大都会ロンドン、2ベッドルームの3泊4日で979ユーロ、お値段10万円以上、たけー!!

なので、ヘロヘロになってなっていようが、近くのスーパーへ一家で突撃。

でもオランダとは違い、全て英語表示なのがありがたい。

もう余裕余裕、という感じ。



旅行計画ではこの1日目に、アパートの近くにある大英博物館くらいは(無料だし)少しのぞいてみようかと考えていたけど、前日までの病のダメージと大都会の慌ただしさにすっかり田舎一家はやられてしまい、おとなしく室内で過ごしました。


夜は久しぶりのバスタブ(オランダではシャワーのみ)。子供たちは大喜びでした。


LebaraのSIMカードはいろいろいじってみましたが、結局Lebara UKからWIFIで何かをダウンロードしたらうまく動き出しました。


これで明日からの移動は完璧さ!期待しているぞ、Google Map!!

Wed

06

May

2015

8日間イギリス縦断旅行

というわけでやってきましたMay Hoilday!

日本のゴールデンウィークと同じ時期に、オランダでは子供たちの学校が3週間ほどお休みになります。前回のイースターホリデーと言い、オランダはホリデーが本当に多いです。


もちろん、親である自分もホリデーを取りました。

3週間も!なげぇ!!


1月頃から準備(ルート決定、飛行機チケット・電車・ホテル予約)を着々と進め、いつまでも座席が決まらないVirgin Trainのロンドンオクセンホルム間の電車にやきもきし・・・。


で、肝心の旅程。

初日

オランダ、スキップホール空港からロンドンシティ空港へ飛行機で移動。

そのままロンドンの比較的お安い(実際は全然安くない)カムデンタウンにあるアパートメントホテルにチェックイン。


2日目

子供大喜び(予定)の俗称ハリーポッター博物館、WARNER BROS. STUDIO TOUR LONDONへ。


3日目

定番のロンドン観光、ロンドン橋、ロンドン塔、大英博物館。


4日目

昼から湖水地方ウィンダミアへ移動(電車4時間!)


5日目

湖水地方観光ツアー、ピーターラビットの世界を満喫。


6日目

朝一でグラスゴーへ移動(電車3時間!)、午後からグラスゴー観光少々。


7日目

エジンバラへ移動(電車1時間)

エジンバラ観光、エジンバラ城を中心に。


8日目

エジンバラ観光、適当。

夕方、飛行機でエジンバラ空港からスキップホール空港へ帰還。


という感じでイギリスを見事縦断してきました。


詳細は続きのブログで!

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Tue

05

May

2015

E2F8 promotes hepatic steatosis through FABP3 expression in diet-induced obesity in zebrafish

かれこれ5年以上、一緒に共同研究させていただいた水産系の会社さんとの成果です。

企業との共同研究なのですが、内容はガチ基礎研究。こういう基礎低な研究を共同研究でさせていただける、というのは大変ありがたいことです。

 

そして特にリバイス実験、オランダにいるため全くできない私に代わりしていただいた共同研究の皆様、本当にありがとうございました。


そして久しぶりのfirst author。なかなかファーストが出せる機会が減ってくるので、とても嬉しいです。Equally firstは増える一方なのですが・・・。

 

以前、肥満ゼブラフィッシュの内臓脂肪を制御する遺伝子がないか、その腹腔内に遺伝子発現用モルフォリノアンチセンスオリゴヌクレオチド(長い名前!)を入れまくった研究を発表しました。


今回は脂肪肝に関与する遺伝子を似た様な方法で探しました。


肥満ゼブラフィッシュ脂肪肝のDNAマイクロアレイと二次元タンパク質電気泳動の両データから、E2F-FABP3パスウェイが脂肪肝発症に関係していることを推測し・・・と、すべてを書いてしまうと、copywriteの関係で雑誌社からクレームが来るかもしれないので、

 

続きはWebで。

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Sat

25

Apr

2015

King's Day (Koningsdag)

オランダでは王様の生まれた日をKing's Day (Koningsdag)という祝日にしています(前期は女王でしたのでQueen's Dayです)。


各都市でリンク先のようなオレンジ色一色になるような印象がありますが、ライデンは大学街ということもあり、まあ、普通な感じです。

それでもうちの子供たちはオレンジのものを身につけて(王冠や杖など)、いろいろ街を散策しました。


近所のショッピングモールWinkerhofでは朝9時からイベント開始。

オレンジ色の王冠や杖を持った子供たちを連れて、しっかり参加してきました。モールのすぐ前に小さな野外ステージが設けられ、おじさん・おばさん達がステージ上に正装して集まっています。

観衆も大勢集まっており、皆オレンジ色の風船を渡されています。

ステージ上の方々による合唱が始まりました。1人のおばさんがメインらしく、まるで男性のようなど迫力な声で歌いまくっていました。正直うるさいくらいでした。

とっとと風船をもらって帰りました。風船はその場で空に飛ばすのが正式なルールらしいですが、うちは家のベランダから飛ばしました。


午後からライデン市のマーケット兼King's Day探索へ。

それまで知らなかったのですが、King's Dayはフリーマーケットの日だそうで、市役所前Breestraatや土曜マーケットの運河沿いあたりまで、もの凄い人の量でした。

 

偶然、娘の友人達ご一行に会い、彼らに自分と娘は合流(息子は疲れたので妻と帰宅)。Bruchtという小さな城跡に行って少し遊びました(Bruchtは以前のブログで私だけ行っていました)。そこでも娘の学校友達と遭遇。


とにもかくにも王様の日を丸一日満喫しました。


あー、疲れた。。。

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Wed

22

Apr

2015

サマリー(1年)

ライデン大学に、いわゆる研究留学に来て1年が経ちました。

1年予定で研究留学している日本人研究者が帰り間際、「ようやく研究がうまく回りだしたときに帰るのは残念」と言っていた通り、自分のプロジェクトもようやく回りだしました。


前回の半年サマリーでは、細かいトラブルで研究がスムースに進まないと愚痴っていましたが、それら全てほぼ解決し、あとはひたすら実験をやるだけ、の状況になりました。子供が小さい&ホリデーがとても多いので、「ひたすら実験をする」というのが、それはそれで難しかったりします・・・。


年末帰国時に「このままでは成果がやばいかも」と思い、日本での共同研究者のプロジェクトをいくつか持って来たため、今のプロジェクト数は4から6に増え、さらに正式ではないけど大学院生の指導もちょこちょこ入り、なかなか忙しい毎日。

その分、2名ほど大学院生を使えたりするので、実験を手伝ってもらったりしています。



こちらに来て、1年で9報発表できたのは及第点ですが、前回の半年で6報からは少しペースダウンしました。

まあ、すでにアクセプトされているのが1報、リバイス中が1報あるので実質は11報なのですが。

前回のサマリーで課題だったImpact FactorについてはBiomaterialはそこそこでしたが、まだまだ修行が必要な状況でした(ええ、もちろんIFのために研究しているわけではないですとも、ええ)。


もっとがんばらないと!!!

 

・・・けっこう日本人的なブログでしょ?

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Sun

19

Apr

2015

誕生日ケーキを自分で焼きました!(長文注意)

27回目(もちろん嘘)の誕生日が来ました。

おっさんの誕生日はめでたくも何ともないので、例年特に何もせずに流してきていたのですが・・・、今年は違います。何せ、ここはオランダの大学。

 

以前のブログ(ケーキ・ケーキ・ケーキ!)でもご紹介したように、オランダでは(特にうちのラボでは)自分の誕生日に教室員全員にケーキを振る舞います。その量、だいたいホールケーキ3個分。

 

さすがに教官は忙しいため買ったものが多いですが、学生やポスドクは自作のものが多いです。もちろんたまに購入してくる学生もいますが(アジア系に多い)。

皆、それなりに上手なケーキを焼いて持ってきます(特にオランダ人男性は上手な傾向があり)。


ここは現役の実験系研究者(自称)として、ケーキの3つくらいはビシッと自作で決めたいところ。

しかし自分はケーキなんぞ、レアチーズケーキくらいしか作ったことがない。。。

ということで前回のブログ(2月)から週末、ケーキ作りの練習をしてきました。


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フルーツケーキ

子供たちに手伝ってもらい(遊びの一環)、基本のケーキミックスに適当なフルーツをぶち込みまくって焼きました。焼いているうちに中心部が火山のように突出してきましたが、味は良かったです。でも見た目が・・・。


アップルタルト

オランダケーキの基本中の基本、アップルタルト(オランダ風にはアペルタールト)に挑戦。子供たちの協力の元(完全に週末のエンターテイメントになっています)これまた基本のケーキミックスに安くで買ったリンゴを切ったものを入れて、余った生地でドウを作り、網目状にかぶせて焼くだけのはずが・・・。

あれ?ドウを作る分の生地が足りない。しかもパサパサでうまくドウが作れない・・・。

ええ、バターの量を間違えておりました。本当は170g入れるところを70gしか入れておりませんでした。しょうがないのでそのまま焼きましたが・・・見た目はイマイチですが意外と美味しかったです。


ダブルチョコレート

これまでの経験から「Dr. Oetkerのケーキミックスに外れなし!(少々失敗しても美味しくできる)」という法則を得た自分。少し難しそうなダブルチョコレートケーキにチャレンジしてみました。

最初にチョコケーキを焼いて(やはり中心が膨らんでしまう)、上に溶かしたチョコをかぶせて・・・となかなか面倒でしたが、子供たちに好評でした。見た目もなかなか良好。これでかなり自信を付けました。


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そして本番

わざわざケーキ型を複数揃え、前日の日曜から作製開始。

作ったのは前述のダブルチョコレートに加え、ザッハトルテ(少し調子に乗っている)、そしてイチゴ風味のレアチーズケーキ(オーブンが小さいので焼かずに作れるものを追加)。

もちろん使用したケーキミックスはDr. Oetker、同じDrとして少し親近感も出てきました。


なお作り方は箱に書いてあるオランダ語を全てGoogle Translateで英語に直して読みました。Thank you Google!


そしてケーキ作りの師匠である妻から、

「フルーツや生クリームで飾りを付けると本格的に見えるよ」

とナイスなアドバイスを受け、結局は妻が中心になって本格的な飾り付けを施行(クリームのニュルニュルした飾り付けが自分ではできなかった)。


かなりプロフェッショナルな感じのケーキが出来上がりました。


ラボのそこら中に

Cake at 15:00, Yasuhito」の貼り紙を貼りまくり、自分の誕生日パーティーを開きました。

 

同室の大学院生(若い中国人女性!)がこっそりと皆のメッセージの入った色紙とプレゼントを用意してくれており、とても嬉しかったです。プレゼントの1つ、ワサビドレッシングが想像していた味と違ってびっくり。でもけっこう美味しくてお気に入りです。さすがイタリア製。


肝心のケーキは「見た目もいいし、味も良いと」皆に大好評。お代わり続出であっという間になくなってしまいました。

特にレアチーズケーキはかなり大きかったのですが、「ヘルシーで美味しい」と好評でした。

・・・レアチーズケーキがヘルシー、という発想は日本人である自分には新鮮でしたが。


ラボメンバーには日本にいるころはケーキを自分で焼いたことがない、と伝えていましたが、今回のケーキの出来が良かったせいか誰も信じてくれず、ついに

Dr. Oetkerのケーキミックスを使ったんだ」と伝えると、ボスが

あー、あのケーキミックスは間違いない、美味しくできるよ」とのこと。

どうやら正しい選択ができていたようです。


帰宅すると妻がショートケーキを作ってくれていました。オランダでは碌なスポンジケーキが売っていないので、Dr. Oetkerのレモンケーキをベースに作ったとのこと。

さすが師匠!の一言につきる出来栄え



そして子供たちからもプレゼント。ブレスレットの「Birthday」の綴りが微妙に間違えているのはご愛嬌。



いやあ、いい誕生日でした!!

 

皆さん、ありがとうございました〜!!

 

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なおこのブログはDr. Oetkerからの資金提供は一切受けておりません。

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Sat

18

Apr

2015

子供の靴屋さん

もう全然研究者のブログではないですね、ここは。


うちの娘は内股(でも運動はそこそこできるようす)。

注意してもなかなか治らず、オランダはバレエレッスンが安いので、バレエで矯正だ!と入れたものの・・・やはり治らない。

ちなみにバレエレッスンはこちら


息子もちょっと長い距離を歩くと、足首が痛いと言う(自分も実はそう)。

ちょうど学校医の診察があったので(オランダでは国の施政でgroup 2と7のときに受けるらしい、うちの子は転入生なので特別に診察があった様子)相談してみたところ、

「しっかり足にホールドする良い靴を買え」

とのこと。


ということで、知人に良い子供用の靴屋を教えてもらいました。

その名も・・・

Oerlemans kinderschoenen


狭い店の中は子供と親でギュウギュウ。それぞれのお客さんに店員がついて相談しながら靴を選ぶスタイルらしく、店員待ちの列が店の外まで続いている盛況でした。並ぶのが苦手な我が家一同も並んで待ちました。


そして自分たちの順番。お子様2名分。足のサイズを測り、内股(娘)・すぐ足が痛くなる(息子)の相談をし、店員が良いだろうと思う靴を次から次へ履かせ、子供の好みのデザインを鑑み・・・。

うちの子達のような足のトラブルには、靴の甲の部分をしっかり固定するタイプが良いらしく、紐とチャックでしっかり足にフィットするものを買いました。

ドイツの子供靴ブランド品でした。お値段1足120〜140ユーロ。自分の靴より、高い・・・。

ヨーロッパ人は靴にこだわりが強く(一日中履いていますしね)、特にドイツは良いものが多いそうです。

 

防水スプレーも買い(かなり有機溶剤臭い)、紐靴のトレーニングも開始。


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<結果>

娘、若干内股が治ったかな?という程度。油断すると内股になる。

息子、長い間歩いても足は痛くならなくなりました。効果抜群でした。


とても良い店を教えてくださったHYさん、ありがとうございました。

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Thu

16

Apr

2015

さくら

オランダにも春が来ました。やや肌寒いですが、緑が一気に増え、花が咲き誇り、キューケンホフにチューリップを見に行く人が増えてきました。


オランダ人にとって春と言えばチューリップ。でも私たち日本人にとってはもちろん春の花の代表は桜です。


桜は日本固有種だろう、オランダではほとんどないに違いない、と思っていましたが、意外とたくさん見ます。

いろいろなタイプの桜(八重や、ピンク、白、しだれ等)があるので、少し品種が違うのかもしれませんが(たとえばアーモンド)、今の時期はかなりきれいに咲き誇っています。


というわけでお気に入りの一枚。

ライデンの民族博物館前の桜です。通勤で毎日前を通るので、思わずパシャリ。


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Sun

12

Apr

2015

デンハーグ観光

デンハーグ、現地風だとデヘーグ。


デンハーグには日本大使館や自動車免許試験場があるため、これまでちょくちょく行っていましたが、本格的な観光はしたことがありませんでした。


長い間、改築で閉鎖されていたマウリッツハイス美術館も開館したことだし、たまには親も楽しめるところに行きたい!ということで行ってまいりました。


ちなみにライデン駅から急行電車(Intercity)で10分程度で着きます。

デンハーグ駅には誰でもひいてよいピアノがありました。さっそく子供たちがひきまくりです。


まずは念願のマウリッツハイス。思っていたより小さな美術館でした。その小さな館内にぎっしりと名画が詰まっています。

中でもフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は、超有名なだけあって子供たちの心にも響いたようです。けっこう小さな絵なのに見る人を惹き付ける不思議な魅力がありました。「北のモナリザ」と呼ばれるゆえんですね。

おかげで、お土産屋さんでレプリカを購入させられました。

朝一で行ったのですが、日本人観光客が多かったです。



ランチは近くの広場(Plein, プライン)周辺にあるカフェ、Millersで。観光地にうまいものなし、とはわかりつつオシャレな雰囲気で、味もそれなり(量は多め)でまあ満足でした。



午後はその近くにあるエッシャーハウス、Esher IN HET PALEISへ。

子供たちにとっては名画よりエッシャーの騙し絵のほうが楽しいようす。

しかし問題はオランダ必殺のMeuseumkaartが使えない!

お金がーーっ!!

オランダ必殺のMeuseumkaartについてはこちら


さて、

この美術館は、もとものアン女王の王女時代のご自宅、ということでなかなかオシャレでした。各部屋のシャンデリアがいろいろ凝っていて、写真を撮りまくりました。

エッシャー、元々は純粋な版画家で、若い頃からかなり上手でした。モノグラムに凝りだして、だんだん騙し絵にはまっていったのですね。



子連れということもあり、今回のデンハーグ観光はこれで終了。電車に(10分間)乗ってライデンに帰りました。

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Mon

06

Apr

2015

ヤギ牧場

オランダは平地だらけの国、ということもあり牧場が多いです。

その中でもヤギへの愛は異常。

いろいろなところにヤギ牧場があり、ヤギと触れ合うことができます。


イースターホリデー中、暇を持て余し気味な子供たちと一緒に、今回行ってきたのはBoerderij 't Geertje


白いヤギが大量にいます。そして牛と豚、なぜかシカまでいました。

売りは子ヤギ。

子供たちは次々に哺乳瓶入りミルク(1ユーロ)を買い、子ヤギの群れに飛び込んでいきます。

 

藁(これが厄介)と子ヤギ(のよだれ)と子供(大興奮中)の世界でした。


売店ではチーズやジャム、肉なども販売しています。ここで買ったアイスクリームは美味しかったです。

裏手の運河では手漕ぎボートが借りられますが、寒かったので今回は見送りました。

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Fri

27

Mar

2015

送別会とレストラン

ライデン大に留学を決めた当初から非常にお世話になっていた日本人研究者が帰国するので、送別会を開きました。

もう、本当にこの先生にはお世話になりました。感謝しても感謝しきれないくらいです。


で肝心の場所。ライデンに来た当初は「レストランはどこも高いだけで、美味しくないなー。餃子の王将のほうがマシだ」と思っていましたが、1年ほど住むとそれなりに美味しい店の知識が増えてきます。

まあ、ほとんどが教授や准教授に連れて行ってもらったお店なのですが。


今回は・・・

Visrestaurant, Crabbetje!!


VisはFishの意味。つまり魚料理専門のレストラン。

以前、三重大から国際交流担当理事のチームがdelegationに来たときに、うちのボスがセッティングしたお店。


こちらでは珍しい刺身を含む、いろいろな魚料理とそれに合わせたワイン、そして(オランダらしく)チーズが自慢のお店です。魚料理もおいしいですが、オランダ王家御用達のチーズはかなりいけます。しかもディナーコースが30ユーロ前後でかなりお得、お腹いっぱいになります。


送別会でも、この先生に喜んでいただけたようで嬉しかったです。

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Sat

21

Mar

2015

デルフトTOKO

オランダではアジア食材を扱っている店をTOKOといいます(漢字で書くと東行)。


ライデン市内にもあり、ときどきお米を買いにいったりしています。

ちなみにこちらはいろいろな国(風)のお米があるため、日本米っぽい、すこちもっちりしたものは寿司ライス(Sushi rice)と言われています。オランダ人の同僚が、以前Sushi riceを使わずに寿司を作ったら、米がバラバラになってできなかった、と言っていたので、その辺りが由来なのかと。


今回は、近辺で一番大きいと評判のデルフトにあるTOKO、Toko Dong Nan Hang in Delftに行ってきました。

建物の写真はこちら。


中はかなり広く、日本・中華はもちろん、アジアのいろいろな食材が満載でした。

そしてけっこうお安い!!


自分の戦利品

サンバルトマト

最近お気に入りのサンバルのトマト版。もちろん基本のガーリックも買いました。

後日近所のスーパーで買った白菜(Chinese Kool)にこれをぶっかけて3日くらいおくと、見事にキムチになっていました。


出前一丁

日本では見たことのない出前一丁が大量に。海鮮ピリ辛系や牛肉黒胡麻風味などいろいろ買い込みました。香港製らしいです。本物かどうかはわかりませんが、とても美味しかったです。



その他、たくあんやワカメ、餃子の皮や日本の駄菓子など、皆思い思いの食材を購入しました。


とても楽しかったです。また行くぞーーー!!

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Mon

16

Mar

2015

いろいろ Part 2

徒然なるままに・・・。


オランダで気づいたこと。

募金が大好き。夕方6-8時の間にインターホンがなると、大概募金。

ニコニコしながら、当たり前のように募金を要求してきます。

時にはおばあさんだったり、子供だったり、アルツハイマー治療のためだったり、自由自在です。

オランダ人は(ケチなくせに)募金好き、というのは事前調査で知っていましたが、本当に募金を集めるのも、募金するのも好きなようです。

おかげでうちの子供たちも募金するのが好きになったようです。まあ、私の財布から小銭を持っていくのですが・・・。


家庭医(Huisarts)がなかなか薬を出さない。特に抗生剤。

オランダの医学部はアフリカに近いこともあり、結核をはじめ感染症研究でそれなりに有名だが、抗生剤の開発もしている割には現場では抗生剤を出したがらない。

先日も、娘が麦粒腫(ものもらい、めばちこ)になったが

「2,3日温めておけば治るよ」とのこと。

翌日、悪化していたので日本から持ってきたクラビット点眼液で治しました。

オランダでは、成人するまで抗生剤を服用したことがない人がけっこういるそうです。


とにかく掃除が大好きなオランダ人。洗剤のレパートリーもかなり豊富です。

先日、浴室の黒カビ除去用洗剤を探しにスーパーに行きましたが、洗剤の説明表示がすべてオランダ語のため理解できません。

近くにいたおじさんに「黒カビを落とす洗剤を教えて欲しい」と言ったところ、薦められた洗剤。

恐ろしいくらい、よく落ちます。さすが掃除の国、オランダです。

ちなみにパイプウォッシュに書いてある絵は、日本とまったく一緒なのですぐわかります。


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Sun

15

Mar

2015

ハールレム・デビュー

息子がクラスメイトのお誕生会で、妻とアムステルダムの超有名(うちの家族は誰も知りませんでしたが)サッカーグランド、Ajaxに行ってしまったため、娘とお留守番。


退屈だったので、市内のマーケット(定期市)に行きましたが(そこで謎のD66風船をもらう)、その流れで電車に乗り(20分)、ライデンの隣町ハールレムに行ってしまいました。


ちなみにハーレムではなく、ハールレム(Haarlem)、リンク先を見てもらえれば分かるように、実はニューヨークのハーレム地区の由来にもなっている古い街です。


いわゆる日本の京都のような感じの古い街で、駅自体もクラシックな、いわゆる中世ヨーロッパ的な感じです。

駅舎も前回ユトレヒトで見た鉄道博物館そのものでした。


芸術家も多く住む街だけあって、駅前の大通り(そんなに大きくないけど)には、楽器屋さんや画材屋さんがたくさんありました。


ピアノが好きな娘は、さっそく楽器屋さんでいろいろな本物のピアノを演奏。

時に、隣で試し演奏している人と一緒にひいたりしながら楽しんでいました。


そしておもちゃ屋さん、といっても普通のおもちゃではなく、いわゆるボードゲーム屋を発見。最近、ボードゲームにはまっている親子は以前から購入を悩んでいた「街コロ(英語版)」を買ってしまいました。

ボードゲームについては後日またブログで紹介します。



しばらくハールレムをブラブラした後、メインストリートに面したおしゃれな喫茶店に入り、ケーキとお茶で一服して帰りました。

この間ライデンのマーケットでもらったD66と書いてある風船をずっと持ちまわっていましたが、これ政党名で正式名称はDemocraten 66、選挙宣伝用でした。

親子で良い宣伝をしたと思います。ちなみにD66党は今回、けっこう議席を増やしたそうです。

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Sat

14

Mar

2015

確定申告、日本への荷物の発送

ということで確定申告の季節。

職業柄、サイドビジネスもあるので自分で確定申告をしています。


ここ数年はウェブで、いわゆるe-Taxを愛用しています。


これ、税務署に行かなくてもよいし、けっこう早くできるのでとても便利。

これがあれば、海外からの確定申告も余裕、ということでオランダからも使ってみました。


あれ?IDの有効期限が切れている。

おかしいなあ、まだ期限はあるはずなのに。


ネットで調べてみると・・・

住民票が国内にない方はe-Taxは使えません

がーん!!


確定申告をしない、という選択肢もありましたが、計算してみると今年度は収入が激減のため還付金が数万円!!

これは申告しないわけにはいきません(つまり、するという意味。日本語はややこしい)。


ということでオンラインで作ったものを印刷して、日本から年末に持って来た源泉徴収票やら保険会社の書類を貼付けて完成。


さぁて、日本の税務署に送るぞ。


で、ここで悩みます。


オランダの郵便は以前は国営でしたが、日本同様、郵政民営化で民間企業PostNLになりました。

これが評判が悪い。とにかく届かないことが多いらしい。

実際に自分も、昨年の夏、アムステルダムのクロネコヤマトからの船便の税関関係の書類が、3週間もかかって届いたことがありました。結局、担当者が車で書類を持って来て、それで手続きを進めていたらPostNLから届いたという案配。

ちなみにアムステルダムからライデンまで車で30分の距離です。


確定申告の書類は数万円の価値があるもの。もし期限までに届かなかったら大損です。

ということで少し高いですが(8000円)FeDexにしました。


結果はええ、無事届いたようで還付金が・・・とはスムーズには行かず、税務署から住民票のない人の口座には入金できないようで、納税代理人の義両親の口座に入れるよう再手配することになりました。

何はともあれ、お金が入ってよかったです。



このPostNL、なかなか厄介。

先日も三重大学で私のサインが必要な書類を送って欲しいという連絡あり。

PCT出願関係の書類だったので、FeDexかDHLにするべきだと提案したのですが、大学は両方とも契約していないとのこと。

しょうがないのでPostNLの速達(Air mail)で送ったのですが・・・2週間以上経ったのに届いていない。出したときは1週間以内に着くという話だったのに・・・。


ちなみに同時期にある会社から依頼された別のPCT出願関係の書類は、その会社指定のDHLで送ったところ、5日後には到着していました。


オランダ人の同僚に聞くと、民営化のせいでPostNLのスタッフの質が著しく低下しているそうです。

PostNLはスーパー等に入っているのですが、そこのスタッフのほとんどは英語を話せません。平均3カ国語を話すオランダ人で英語が話せない人達というのは、推して知るべしというレベルのスタッフになります。困ったものです。

Sat

07

Mar

2015

In vivo selective imaging and inhibition of leukemia stem-like cells using the fluorescent carbocyanine derivative, DiOC5(3)

思い起こせば3年前、ある工業系の会社から支給された300種類以上の蛍光化合物をがん細胞に振りかけることを思いつき、単なるがん細胞だと面白くないので、それならばがん幹細胞だと実験を始めました。

しかも、当時はがん幹細胞はフラスコの中で増やすのが難しかったので、「ゼブラフィッシュにがん幹細胞を移植して試験しまくる」という魚を用いたスクリーニング研究です。

 

正確には対象としたのは白血病のがん幹細胞、白血病幹細胞(leukemia stem-like cells)です。

ちなみに前作前々作からの一連の研究になります。


当時入学したての中国からの大学院生のテーマとしては、当たるか外れるかの厳しいプロジェクトでしたがいくつかヒットが見つかり、そのうちの1つ「DiOC5(3)」を論文発表しました。


私(equally contributed first author)とその大学院生で論文を書き、ようやく投稿できたのは、私がライデン大学、大学院生はオスロー病院に異動してからでした。

それでも研究成果を世間に発表できて嬉しかったです。


一応、取材も受けたようです。自分には全く知らされていなかったですけど(よくある笑)。


一応、内容紹介(研究者のブログですし)。。

ゼブラフィッシュスクリーニングで発見したこのDiOC5(3)という蛍光物質は、普通のがん細胞に対しては対した毒性を示さず、一般的に無害な細胞染色剤と考えられていました。今はもっとよい蛍光色素があるので、実際はほとんど使われていはいません。


これを白血病幹細胞を移植したゼブラフィッシュに与えると、がん幹細胞がぴかっと樋廽r、さらにその数がみるみる減って行きます。


顕微鏡で観察すると、DiOC5(3)はがん幹細胞内のミトコンドリアに蓄積していることがわかり(DiOC5(3)自体が光っているのでよくわかる)、これは他のがん細胞では起きにくいのです。


さらに研究を進めると、 DiOC5(3)はがん幹細胞の表面にだけ発現しているOATPトランスポーター、SLCO4A1, SLCO4C1を介して、細胞内に取り込まれていることがわかりました。


そして最後になぜ細胞内、ミトコンドリアにたまったDiOC5(3)ががん幹細胞を殺すのか?

そこを解明するため、まずはがん幹細胞治療薬の定番メカニズム、活性酸素と NF-κBの核内移行を・・・と、すべてを書いてしまうと、copywriteの関係で雑誌社からクレームが来るかもしれないので、

 

続きはWebで。


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Mon

02

Mar

2015

オランダで一から運転免許(その2)

以前のブログ(オランダで一から運転免許その1)の続きです。

ええ、かなりブランクが空いています。


理由は・・・Theory Exam(いわゆる筆記試験)に合格できませんでした。

これに合格しないと、次のPractical Examを受けることができません。


試験はCBRの事務所で受けます。インターネットで試験を申し込み、当日試験も会場のパソコンで。


モニタに選択問題が出され、30秒以内に答えを選びます。

全部で1時間以内に終わり、すぐ直後に結果通知されます。


自動車学校の先生がアムステルダムで買ってきてくれたTheory bookを読み、付録の試験問題を解き、去年の9月にCBRのRijswijk branchで受験。

前半部の危険予測は合格していたのですが、後半のルール関係で不合格。

40問中32問正解、35問以上で合格。こが厳しい。


2回目は11月(だいたい1ヶ月に1回試験を予約できる)に受験。Autumn holidayのベルギーはブリュッセル旅行を楽しんだ後に、しっかり2週間余裕を持って、毎晩勉強しました。もう 持っているTheory bookはすべて覚えた感じで、試験へ。


前半部は前回同様合格、後半部は・・・


40問中31問正解で不合格。

前回よりも下がってしまいました。


ここで自分の限界を感じ、年の瀬の一時帰国もあり、しばらく免許のことは考えないようにしていました。


が、家族(主に妻と娘)からのプレッシャーもあり、今年に入り受験再開。

まずはTheory Exam対策。このまま持っているただ1冊の本で勉強していても、合格できる可能性はかなり低いと考え、専門の学校がないか相談してみました。


紹介してもらったのはここ。お値段130ユーロ、日本円にして18000円程度(当時140円/ユーロ)。


オンラインで申し込むと(オランダは何でもオンライン)、同時に翌々日のCBRでのTheory Examも同時に予約できるシステム。あれ?もしかしてCBRとつながってる?


学校は日曜の丸一日。朝9時から5時まで、10人くらいのほかの生徒さんたちとひたすら英語でモニターに写された問題を一緒に解き、先生が基本から試験合格のテクニックまでみっちりと教えてくれました。

たとえば・・・

運転画面で子供と動物とボールが出てきたら迷わずブレーキを選択する

歩いている人の正面か後ろが見えたら、自動車には優先権はない、

Tricky question(いわゆる引っ掛け問題)の対策、などなど

ちなみに優先権はpriorityと言い、車(自転車も含む)同士なら右側から来る車が優先など、信号が少ないオランダではかなり大事なルールです。



そして試験当日。

あれあれ?学校でやったことのある問題がいっぱい出てるぞ?

やっぱりCBRとつながってる?

 

2ヶ所しか間違えず、軽やかに合格しました。


こんなことなら、早く学校行っておけばよかった~~~!!!


 

さあ、次はPractical Examです。さあ、日本での20年の運転キャリアが役に立つのか!?

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Wed

25

Feb

2015

ユトレヒト観光

今週はスプリングホリデーで、子供たちの学校はお休み。クロッカスが咲き始める頃のお休みなので、クロッカスホリデーとも言うとか。

もちろん、親もホリデー(ちょっと出張に行きましたが)。せっかくなので、ユトレヒトへ一泊旅行をしていました。

といっても、ライデン駅からユトレヒト駅まで、電車で1時間もかかりません。


初ユトレヒト。

三重県-ライデンから来た田舎者一家には大都会でした。人は多いし、店は多いし。ちょっとブリュッセル(ブリュッセル観光参照)みたいな感じです。


まずはオルゴール博物館、Museum Speelklokへ。

オランダの町で時々見かける大きな(トラックの荷台くらい)オルゴールがたくさん飾ってありました。しかもツアーに参加すると、それを係員が次から次へと動かしてくれます。

ピアノの上に複数のバイオリンが付けてあるオルゴールが自動で演奏したり、複数の人形達が楽器を演奏するオルゴール(というかもはやオートマータ)を見るのは圧巻でした。

まさにからくりサーカスの世界

 

いつかは手に入れようと企んでいるVoegli(ボーグリ)のオルゴール付腕時計も飾ってありました(ちなみにリンク先は以前お世話になっていた修理屋さん)。


そのままアパートメントホテルHavaa Apartmentsにチェックイン。少し高めのアパートだけあり(直前に予約したので他は空いていなかった)、かなりよかったです。


夜は子供たちのリクエストで、アメリカンステーキ屋さんへ。その名もブロードウェイ。コテコテです。


ユトレヒトではよく見かける、運河の堤防内に横穴を掘って作られたレストラン。

一見、「オランダでステーキ?」という気分になりますが、意外とこれは正しい選択。なぜなら、オランダは肉食文化がかなり進んでいるからです。牛肉も質が良いので、焼いただけのものがとてもうまい(料理するとイマイチな場合が多い)。


とても美味しかったけど、とにかく多い。この辺りが「アメリカン」なのかも。もうしばらくは肉はいい、と思えるくらい食べました。


さて翌日、まずは汽車博物館、Spoorwegmeseumに。

予想外の楽しさでした。大量の蒸気機関車の展示に加え、体験型アミューズメントもあり。特にトロッコに乗って走るものは子供たちに人気でした。

 

Museum card (Museumkaart)ですべて無料というのが素晴らしいです。

これ、大人は60ユーロ、子供は33ユーロ払えば一年間は無料で国内のほとんどの博物館・美術館に入れるという素晴らしいもの。


そして定番、Dick Bruna house (Dick Bruna Huis)。ディックブルーナーさんの家、別名ミッフィー博物館。

ここは本来Centraal Museumの分館なのですが、こちらのほうが有名ですね。

世界中の子供たちに読まれている、ということで日本語の表示も多く、子供たちが遊べる場所もたっぷり。

ここでオランダに引っ越して来たばかりの日本人親子とも知り合いになりました。

これからもよろしくお願いいたします。

 

さあ、ホリデーが終わったら仕事しなくっちゃ。。。

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Mon

23

Feb

2015

フランクフルト出張

研究者のブログ、と銘打っているのに、研究の話はほとんどしていないことに気がつきました。

こりゃいかん、ということでたまには仕事の話。


もちろん日本にいる頃よりは働いていません!!


いつぞやのブログ(一年の計は元旦にあり)で少し書きましたが、昨年はこつこつ1実験者として働いてみましたが、年も年だし、運も向いてこないし、

成果が出そうな気がしない!!

ということで、正月に日本からいくつか共同研究ネタを持って来ていました。

その関連で、初出張 from the Netherlandsをしました。


行く先は、ドイツのトップサイエンティストが集う

Max Planck!!

イエーイ!!

 

仕事の詳細は内緒ですが、噂に名高いドイツ・ソーセージとビール、ザワークラウトをたっぷり満喫しました。


特にソーセージは美味しい!!こんな美味しいソーセージはオランダでは食べたこと有りませんでした。

まあ、後の料理はオランダと似ています。すぐ隣の国で、同じゲルマン系なので当たり前なのですが。


一泊二日の仕事を終えて、夕方時の飛行機で帰ろうとしたら・・・携帯メールに乗る予定の便のcansellationの連絡。

とりあえず空港に行き、ルフトハンザカウンターでチェックインすると、自動的に時の便に変更されました。

そして8時まで待った後、ゲートをくぐって乗る直前になると、あれ、頭のはげたルフトハンザの職員が髪を振り乱しながら

「I'm sorry, I'm sorry」と叫んでいる。

行ってみると・・・

オーバーブッキングでした。

 

3時間以上待たせて、オーバーブッキングかよ!!

なめとんのか、どないしてくれんねん!!

と叫んでいる中国人をよそに(意訳)、

 

「It's not your fault」と言って、はげ頭を慰めていたオランダ人紳士達(さすがだわー)。

彼らと一緒にバスに乗り、ル◯ト◯ンザが用意してくれたホテルへ移動。

無料の晩ご飯を食べ(なぜかビールは有料)、偶然知り合った日本人画家の方と仲良くなって、翌朝一番の便で帰りました。

・・・ええ、朝一なので4時半に起きましたけどね。いつもは人でいっぱいのフランクフルト空港も、さすがに早朝はガラガラでした。


 

もう二度とル◯ト◯ンザには乗らん!!



あ、仕事はうまく行きました。研究もうまく行きそうです〜〜。

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Thu

19

Feb

2015

オランダで歯医者(緊急ではなかったはずが・・・)

子供が学校で借りて来た日本の絵本の英訳本
子供が学校で借りて来た日本の絵本の英訳本

オランダでの歯医者も、家庭医(Huisarts)同様、登録しておかないと気軽に受診できません。


というわけで、以前緊急受診した歯医者さん(オランダで歯医者 -緊急- )から、「2月18日に登録してあげる」と言われていたので、ようやく本日のこのこ一家で行ってきました。

ちなみにここ



登録だけかと思いきや、家族全員の歯チェックをしてもらうことに。

実は・・・左上前歯に少し黒い点があることに気づいていた自分。


ええ、しっかり削っていただきました。

そこもさすがはイケメン・オランダ紳士歯科医、

「前歯に確かに小さな穴がありますね」「今日、治療していきますか?(断ることもできる感じ)」

「念のためにレントゲンを撮りますか?(もちろんお願いします)」

「麻酔はどうされますか?なしで始めて途中で痛かったら追加することもできますよ」

(なしで始めましたが、すぐにすこし痛みを感じたので、すぐに麻酔をしてもらいました)。


手際よく削り、似たような色のセメントで埋めてもらいました。

麻酔が強すぎたのか(オランダ人の体格で計算された麻酔薬の量だったのか?)


その後、妻、娘、息子の歯のチェックをしていただき・・・

「何ごともなく無事終了」という訳にはいかず、息子の二重歯(融合歯とその裏から生えた永久歯)の治療が必要という話になりました。


来月に息子の予約、さらに次回の一家定期診断の予約(8月)を入れ、終了となりました。


肝心のお支払いは、一家で140ユーロほど。たけぇ!!と思っていましたが、前回分の領収書も合わせて保険会社に直接持って行くと(通勤途中にオフィスがある)、


年1000ユーロまでは歯科治療もカバーされる!

とのこと。毎月230ユーロもの高い保険料を払っている甲斐がありました。

何回でも虫歯になれるぞ!!



ちなみに子供は無料〜。さすが子供大好きの国、オランダです。

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Mon

16

Feb

2015

いろいろ

ブログ1テーマにするほどのことではないけど、日常の細かいことを書きます。


嬉しかったこと。

まあ、基本嬉しかったことしかありませんが。

2月に入り、それまで学校に行きたがらなかった息子がある日突然、「学校楽しい!!」と言い出しました。

英語がそれなりに分かって来たのと、学校の先生との仲が良くなってきたためのようです。いやあ、よかったよかった。

親しい友達はまだできていないようですが・・・、まあ気にせず見守ります。


オランダでラッキョ発見(右の写真)。Zilveruitjes、シルファー・アウチュスと読みます。銀の玉ねぎという意味だそうです。日本のラッキョ同様、酸っぱいです。鷹の爪を入れておくともっと美味しくなるかもしれません。チャーハンに合わせるとなかなか美味しかったです。ちなみに普通にスーパーで売っていました(今まで気づかなかっただけ)。

オランダ版(正確にはインドネシアかも)豆板醤、サンバルもなかなか美味しいです。辛くて酸っぱい感じが癖になります。これもチャーハンにベストマッチです。


そして・・・ついに自家製打ち身薬が完成しました。昨年10月に栗のような美味しそうな木の実がよく落ちていたので、拾って調べたところ、マロニエの実(セイヨウトチノキ)ということがわかりました。サポニン(いわゆるアク)が多いため、食用にはあまり向いていません。それでもあまりにも立派な実なので、子供たちと調子に乗って大量に集めてしまいました。

有効利用法を調べたところ・・・焼酎などの蒸留酒に付けて三ヶ月くらい置くと打ち身の薬になる、とのこと。ウォッカを買って来て、子供たちとひたすら皮を剥いて、漬込みました。

あれから半年、ついに完成(下の写真)。見た目は気持ち悪いですが(そして臭い)、さっそく打ち身に塗り始めました。

・・・確かにスースーします(アルコールのせいかも)。


結果はまたそのうちに・・・。

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Sat

14

Feb

2015

CoderDojo

CoderDojo(道場?)という子供向けプログラミング教室が土曜の小学校で開かれたので、娘と行ってきました。

どうやら全世界規模でやっているようです(知らなかった!)

もちろん日本でもやっています。

会場の検索はこちら



Scratchというソフトを使いました。

MIT(大学関係者はこういう名前に弱い!)で開発された子供向けプログラミング学習用ソフトです。もちろんフリー。



今回はダウンロードして使いましたが、ウェブサイトで使用することもできます。


短いプログラムに相当するブロックをつなげていって、大きなプログラムを作って行きます。いわゆるモジュールを組み合わせる、というやつですね。


最初は単に、キャラクター(初期設定ではネコ)を動かしたり、変な音を出したりするだけですが、IFモジュールを入れると子供でもブロック崩しのようなゲームを作ることができます。



残念ながらうちの娘はあまり興味を示さなかったみたいです。

次回からはお休みするみたいです。

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Thu

12

Feb

2015

Valentine Drinks

夕方大学のカフェコーナー(コーヒーが飲める小さな休憩所)にてバレンタインの飲み会がありました。


大学ということで、いろいろな国から学生が来ています。

ということで各国のバレンタイン風習の調査をしてみました。


オランダ

男女どちらでも好きな人に花やチョコなどちょっとしたものを贈る。

最近アメリカから来た風習と認識されているようです。


イタリア

男女どちらでも好きな人に花やチョコなどちょっとしたものを贈る。

聖バレンタインはそれなりに有名のようです。


中国

男性が女性に高価な(人による)プレゼントやレストランに連れて行く日。完全に商業ベース。


日本のバレンタイン(女性から男性へのプレゼント)を説明すると、男性陣は(特に中国人)皆うらやましがっていました。


でもホワイトデーに最低でも倍返しだよ、と伝えると・・・

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Fri

06

Feb

2015

チェス大会

昨年10月くらいから毎週水曜日の放課後(水曜は半日授業)、学校のチェスクラブでがんばっていた(正確には遊んでいた)娘。


ついにChess Tournamentに参加しました。

会場は近くのKindercentrum De Brink


うちの学校からは5人チームが3チーム出場。

3つのブロックで総当たり選に参加しました。


けっこう練習では強かったうちの娘。

結果は1勝1敗1分というおしなべて平均な感じ。


でも・・・・


なんと・・・


彼女のチームがブロック優勝しました!!

JAAAAAAAAAAAAAAA!!!!

(オランダ風、歓声)


でも驚いたことに、うちの学校の3チームは各ブロックですべて優勝していました。



インターナショナル、恐るべしです。。。

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Tue

03

Feb

2015

節分

気づくと2月3日、そう、オランダ在住ということ忘れていたけど今日は節分でした。


妻が品揃えが良いと噂のデルフトのTOKOで豆を買ってきました。

Toko Dong Nan Hang in Delft


でも・・・小豆。英語で言うところのred beans。ええ、大豆は見当たらなかったようです。

子供たちが思い思いに描いた鬼の面をかぶって、お互いに小豆をぶつけ合いました。



あれ?福の神は??

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Mon

02

Feb

2015

ケーキ・ケーキ・ケーキ!

オランダは誕生日をとても大切にします。そして、かなりの人たちがお誕生会を開きます。


これは子供に限ったことではなく、大学院生(30代前半)くらいまでするようです。といっても子供たちのような、どこかを貸し切って、わあわあする(これも大概すごいですが)ほどではなく、なぜか誕生日の人がケーキを持って来て、3時に皆を集めて振る舞うのがスタンダード。


今のラボでは、多いときは週に2回ケーキが食べられます。

ほとんどの人は(学生ということもあり)自分で焼いてきます。ラボ人数がそれなりなので、2−3個のホールケーキを焼いてきます。もちろん買って持ってくる人もいますが、スタッフ(教官)くらいです。


さあ、4月の自分の誕生日に備えて、そろそろケーキ作りの練習を始めなくてはいけません。

作ったことがないので、ちょっと楽しみです。



写真は、修士なのに買ったケーキを持って来た(たぶんお嬢様)学生のケーキ。

CRISPR-CAS9をイメージした絵を描いてもらったそうです(わかりにくい!?)。

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Wed

21

Jan

2015

一年の計は元旦にあり

新年あけましておめでとうございます。


昨年はライデン大学に異動し、そこのチームで一(いち)研究者そして「一実験者」として仕事をしてみました。


いろいろチャンスを与えてはいただいたのですが、なかなか実験結果がよくありませんでした。

まあ、それもある意味当たり前。いい結果が出そうなプロジェクトは、お客様ではなく生粋の大学院生に振り分けられるものです。


んなこたぁーわかっている。こっちもそんなにネンネじゃない。


だったら、自分の懐からいくつかプロジェクトを持ち出すしかない。


ということで急遽決まった年末帰国に乗じて、日本でいくつか話をまとめ、オランダに戻りました。


さあ、新年。自分自身ががんばらないといけない実験に加え、これら共同研究のマネージメントが始まりました。

ついでにボスから、一部の共同研究についてはチームを広げ、国際グラントを取るように提案(提案 = 命令)されました。


なかなか厳しいね、うんうん。


でもこれで少しはライデン大学でも研究成果がたたきだせるのではないかと、自分でも期待しています。


1人で実験していては、なかなかできることも少ないですしね。


(写真は出国直前に泊まったホテルに会った鏡餅、ゴージャスすぎるー!!)

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Thu

18

Dec

2014

Christmas Party of Institute of Biology, Leiden University

昨日はInstitute of Biologyあげてのクリスマスパーティ。

300人近い参加者が、それぞれの分担チームに属してパーティの準備をします。

ちなみに参加者募集は2ヶ月前から、チーム分けは1ヶ月前に完了していました。

これだけでもこのパーティにかけるやる気が垣間見えます。

 

全体テーマはアジア。

自分はCooking teamの精鋭部隊、Sushi teamになりました。

実験用実習室で、午後1時から5時半まで寿司をひたすら作りました。

米を炊き、酢飯にし、魚と野菜を切り、ごはんを握り、手巻き寿司を巻いて切って・・・。

苦労したかいがあって、6時半からのディナーはとても楽しくて美味しかったです。


他のcooking teamではインキュベータを180度に設定してオーブン代わりに使っていたのが面白かったです。

あとSushi team member、けっこう日本の銘が入ったお高そうな包丁を持っていたのが驚きでした。

え、自分?私はセラミックスの磨がなくてOKな包丁と、Wenger(スイス製)の果物ナイフを持って行きましたよ。


Instituteのただ1人の日本人ということで、なぜか乾杯の音頭と、余興にうちのボス(今期Directorにご就任)としょうもない漫才をみんなの前でさせられたのはご愛嬌でした。

 

そうそう、アジアということでもちろん中国のfortune coockieも出ました。

自分のは・・・

You will get more secure and confident with your relationship with colleagues.

こちらのラボに来て8ヶ月、そういや最近はだいぶ自然な感じでラボメンバーと話をしていることに気がつきました。これを見た周りの皆は、「君、けっこうええ感じやで〜(関西弁意訳)」という感じのレスポンスをくれました。このラボに来て本当に良かったと思った瞬間でした。


でも研究成果はまだだけどねっ!!

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Sat

13

Dec

2014

Christmas Market

オランダはシンタ・イベントが終了すると一気にサンタ・イベントにシフトしていきます。

さっそく今日からライデン市のクリスマスマーケットが始まりました。運河の上に板を渡して、その上に出店が並びます。今日は土曜なので、いつものマーケットも開催されており、メインストリート沿いにも出店、でかなりにぎやかでした。


さらに運河の一部を凍らせて、スケート場も開設されます。

さっそく人生2回目のアイススケートを堪能しました。ちなみに1回目は20歳時。子供たちはもちろん人生初スケート。

何度か靴を履き替え、時間無制限(途中入退場あり)でしっかり楽しみました。意外と滑ることができました。そしてしっかり2日後に足が痛くなりました。

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Mon

08

Dec

2014

シンタクラース5連発(Sinterklaas)

オランダに来るまではまったく知らなかったシンタクラース

 

こちらではサンタクロースよりはるかに人気があります。

 

シンタクラースはスペインから船に乗ってきます。船は毎日夕方、テレビで中継されます。決められた日に各町に停泊し、子供たちにプレゼントを配るのです。


まず一発目、11月15日にうちの近所(ライダードルプ、Leiderdorp)にたくさんのピートを連れてシンタクラースがやってきました。このピートというのはシンタクラースを手伝う黒人で、シンタクラースより人気があります。オランダの子供たちはピートになりたがり、皆この仮装をします。顔に炭を塗って、黒人っぽくする子達(黒人のピートをズワルトピートと言うらしい)もいるくらいです。

ピートが扮する音楽隊、ジャグラー部隊の後に、黒い馬2匹が引く馬車にのったシンタクラースの登場。本物の白いひげで、なかなか威厳がありました。初めてのシンタクラース(以下シンタ)に、ピートが散蒔くシナモンの効いた丸いクッキーKruidnoten(クラウドノーテン)に子供のみならず、私も大興奮でした。


翌週11/23(日)は、ハーフのお友達(お母さんが日本人)が住んでいるレイプウェー テリング(Rijpwetering)にシンタ登場。小さな村ですが、雰囲気のいいところでした。小さな運河からシンタクラースとピート一行を乗せた帆船(といってもこれまた小さな船)が登場(以下同様)。


11/28(金)は学校でRommel Piet(いたずら好きのピート)のイベント。前日夕方は娘のParent-Teacher meetingで学校に行きましたが、特に変化なし。でも次の朝、子供たちと一緒に学校に行くと・・・

なんと学校内がめちゃくちゃに荒らされていました。椅子が机の上に転がっていたり、子供たちの文房具や靴がなくなっていたり、絵の具が床に散蒔かれていたり・・・。夜中にいたずら好きなピート達がやってきて、学校で遊んでいたようです。子供たちが片付けをしていくと・・・靴の中にチョコが!!

先生、いろいろありがとうございました。


さらに翌週11/29(土)は、ライデン市役所側にあるシンタとピートの家に行ってきました。ライデン市へのシンタ到着は12/5のはずですが、なぜかシンタはご在宅でした。もちろん大量の子供たちとピート、おもちゃ、オランダ人の好きなエレクトリックな音楽に光る床と、なかなかのフィーバーぶりでした。


そしていよいよ12/5(金)、シンタが学校にご登場。

朝、子供たちを学校に送ると、親も一緒に校庭に集合させられました。そして皆でシンタの歌を歌って待っていると・・・なぜかイースターバニーが登場。あれ?シンタは?と思っているうちに、バニーと校長が小芝居を始めました。イースターバニーも自分の歌を歌って欲しかったそうです。そうこうしているうちにオープンカーに乗って本物シンタ登場。

娘、「近くで見たけど白いヒゲが本物だったよ、あれは本物のシンタだよ!!」

そして定番のピートによるクラウドノーテン・スプラッシュ、子供たちは大興奮でした。


そしてその日の夜、夕ご飯を食べたあと、家のドアを開けると・・・シンタ(正確にはピート)が子供たちにプレゼントを置いてくれていました!!

もう子供たちは大興奮アゲイン。

本当はお隣さんにノックしてもらう予定でしたが、段取り不足でした。


いやあ、That's オランダ、という体験でした。

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Sat

29

Nov

2014

オランダで歯医者(緊急)

終業式に娘の担任に渡すイラスト(本文とは関係なし)
終業式に娘の担任に渡すイラスト(本文とは関係なし)

オランダ歯医者初体験レポート


オランダでは家庭医(Huisarts)同様、歯医者も登録しないと受診できないことは知っていました。


が、悪くなるまでほっておいてしまうのが人の常。


半年に1回は外れる銀歯なのですが、先日、フロスをしていたときに「ぴょん」と飛んでいってしまいました。幸い外れた銀歯は見つかり・・・オランダで歯医者受診することになりました。


銀歯は外れてから3日以内なら、特に何もせずに被せなおせるはず。タイムリミットは3日間


さっそく翌朝、子供を学校に送り出してから、まずは同じアパート1階にある歯医者をいきなり突撃訪問。

ここは朝8時には営業を始めている熱心なところ。

 

はい、軽やかに受付で断られました。登録されていない患者は受診できないのがオランダの常識。そしてそこはもう患者数がいっぱいなので、新たに患者を受け入れる予定はないとのこと。

日本ならそこでがっくり来るところですが、そこはオランダ。とても受付の人はオランダ人らしくとても親切で、「それはエマージェンシーだから、今週のエマージェンシー担当の歯医者を教えるわ。そちらに電話してから行ってみて」とアドバイスをくれる。

 

各歯医者は1週間ずつ、緊急対応の当番をしているらしい。

 

紹介されたところはアパートから200mくらいの位置にありました。さっそく電話し、12時に予約をいれ、当日受診。

名前はDomburg Tandartsenprakijk、Tandは歯、artsは医者、praktijkはpractice、Domburgさんの歯科開業医という意味らしい。

すらっとしたイケメン、穏やかな感じの若い歯医者さんでした。父親の代から続いている病院らしい。

特別な接着剤で銀歯をくっつけ、治療完了。60ユーロ、8000円くらい。た、高い・・・。

 

ついでに家庭医(家庭歯科医)になってもらえないかと頼んだら、「基本的には患者がいっぱいなので、新しい患者は引き受けない予定だけど、例外としてスタッフと検討してみるよ。今週は緊急対応で忙しいので、来週返事する」とのこと。

 

 

翌週、電話が来ました。

2月から家庭医を引き受けてくれるそうです。なんでそんなに遅いの?と思ったけど、まあ新たに探すのも面倒だし、家族4名分登録(予定)しました。

 

ちゃんちゃん。

Sat

08

Nov

2014

STC1 downregulation was involved in Sorafenib-induced cardiotoxicity.

日本に残してきた大学院生の論文です。


Downregulation of stanniocalcin 1 is responsible for sorafenib-induced cardiotoxicity. 


ゼブラフィッシュの心臓を用いて、抗がん剤ソラフェニブ(日本市販名ネクサバール)の心臓への副作用の発現に、STC1(stanniocalcin 1)という分子が関与していることを発見した研究成果。



ソラフェニブは治療困難な癌の代表例である腎細胞癌をはじめ、多くの癌で使用されている抗がん剤です。抗がん剤には数多くの副作用がつきもの(本当はよくないのですが)、ソラフェニブもしかりです。そのうちの1つ、心臓への副作用に注目しました。


ソラフェニブを投与したゼブラフィッシュの心機能を解析し、ヒトと同様の異常(副作用)を確認。その心臓における遺伝子発現をDNAチップを用いて解析し、新たな原因遺伝子STC1を発見しました。



最初は循環器系のメジャーどころに投稿しましたが、エディターからの追加実験注文が多く(人間の心筋細胞を用いた実験を追加したり、いろいろしましたが)、結局この雑誌に落ち着きました。

 それでも無事、publishできたことはとても嬉しいです。



共同研究の皆様、ありがとうございました。

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Mon

20

Oct

2014

ブリュッセル旅行(注意、かなり長文)

子供たちが秋休み1週間(Autumn holiday)ということで、オランダに移住してから、初めての海外旅行でブリュッセル(仏/Bruxelles,  蘭/Brussels)に行きました。


といっても新幹線(Thalys)で1時間の距離。むしろ自宅から乗換えのRotterdam駅までのほうが、バスと電車で同じくらい時間がかかる。


Azimut Flathotel Aparthotelというアパートメントホテルで二泊三日しました。

Bruxellesの中心地、Grand-Place(グランプラスと読むらしい)のすぐ側で、割とお値段が安かったので、たいしたことないホテルだろうと思っていたら・・・


かなり快適。1ベッドルームだけどリビングが広く、ソファ、テレビ、キッチンに食器洗浄機、洗濯機、さらに小さいながらベランダでくつろげるように椅子も置いてあり、かなり快適でした。4人家族ということでExtra bedを2つも追加しましたが、スペース的に余裕ありまくりでした(写真あり)。



さて、初日

まずはとにかく小便小僧。歩くこと数分、見てきました。

世界三大がっかり観光名所の名に恥じない小ささ。むしろ周囲のベルギーワッフル屋さんの甘い香りが気になり、さっそく1個1ユーロのワッフルを食べました。チョコをいっぱいかけて・・・うーん、汚れるし、そんなに言うほど美味しくないかも。

これは後日、Waffle Factoryというお店に行き、1セット4ユーロくらいのワッフルで「値は値」ということをしみじみ思い知らされます。Waffle Factoryおすすめです。美味しかったです。しかもその辺のホテル受付に割引券が有りました(買ってから気づいた)。


 

2日目

小便小僧の次は・・・小便小娘。

ということで、またしてもがっかり観光名所を朝一で訪問。

これは本当にがっかり。

でもすぐ側の美食通り(言い過ぎかも)、ブッシェ通り(Beenhouwersstraat)でランチ。

当初は有名なChez Leonを考えていたのですが、まだ昼前で開いておらず、そこでなんとなく雰囲気に惹かれて近くのLE VIEUX BRUXELLESに突入。

ピザ、ミートソーススパなど、何の変哲もないイタリア料理でしたが、とても美味しかったです。もちろんムール貝も食べました。

オランダの自宅で作るムール貝の白ワイン蒸しとはまた一味違う美味しさ!

セロリが入れるとこんなに美味しいのかー、など家族で感心しました。

 

それからヨーロッパではかなり有名な漫画、Tintinがたくさん飾ってある漫画博物館へ。Tintinは日本語訳ではタンタンと訳されていますが、本当の発音は・・・。


そしてサンミッシェル大聖堂!!

ライデンにも日本人から見ると立派な教会はいくつかありますが、さすがクリスチャンの聖堂は派手さ(というか迫力)が違いました。子供達もけっこう楽しんでいました。



3日目

最終日、午前中はホテル側のチョコレート博物館(正確にはカカオ博物館)へ。

とても小さな博物館ですが、噂に名高いベルギーチョコが試食できるので、子供たちは嬉しかったようです。チョコレート職人による実演は、子供たちだけ前で見ることができ、さらに作ったチョコをもらっていました。少しうらやましかったです。

 

午後は、大人希望で王立美術館へ。Bruxelles中央駅まで歩くと、その辺は美術館だらけのエリアでした。各美術館は地下でつながっており、(お金を払うと)自由に行き来できます。

マグリット美術館にもついでに行きました。

子供たちには退屈でしたが、自分としては大満足。

そのまま電車に乗り、Bruxelle Midiで Thalysに乗換え、帰国(といっても2時間ちょい)。

 

 

総括

1. ベルギーは全体的に天気が不安定、突然雨が降ったりします。オランダといっしょ。カッパは必須(もちろん私達は準備していました)。

2. ブリュッセルの車の運転は荒い!さすが都会。オランダとはかなり違いました。

3. 食事が美味しい。美術館内のちょっとしてスナックコーナーで食べたトマトスープですら感動するレベルでした。

4. スーパーのレジなどで店員の愛想が少ない・・・と、都会ってこんな感じなのねぇ。

 

そしてオランダに帰るとほっとしている自分がいました。。。

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Thu

16

Oct

2014

サマリー(半年)

だいぶ日が短くなってきました。アパートからの夕日
だいぶ日が短くなってきました。アパートからの夕日

ようやくこちらに来て半年。

ひそかに尊敬している三重大出身の先輩(だいぶ年上ですが)が留学10ヶ月で成果論文を出されていたので、そろそろ焦ります。予定は2年だからまだ時間はあると言えるけど。


研究をしていると当たり前のことなのですが、細かいトラブル(細かくないかも)が多くてなかなか実験が進みません。


日本から持ってきた(はずの)プラスミドが増えなかったり、大学のキッチンが用意している抗生剤が効かなかったり、培養細胞にマイコプラズマが入りまくったり、米国の共同研究者から入手した細胞が増えない、発注した合成品(けっこうなお値段)が届かないなど・・・。

まあ、4つもプロジェクトを抱えていたら、こうなるわな。


気づくとラボ内はおろか、大学中を走り回っています。

おかげでけっこういろんな人たちに顔を覚えてもらいました(日本語の名前は彼らには覚えにくいようですが)。



こちらに来て半年で6報publishできたのは及第点。これまた尊敬している現三重大教授のペースとほぼ同じなので、ちょっとうれしい。

でもImpact Factorがあまり高くないので、今後一層のブラッシュアップが必要な状況。

ということで最近は少し高めを2報、投稿中。

なんとかひっかかってくれるといいのですが・・・。


さ、今書きかけの2報をさっさと済ませて、次のネタにとりかからないと。

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Sun

12

Oct

2014

経済危機

EU生産のNissan Pixo(日本にはない)。小さい車は税金が格段に安い!
EU生産のNissan Pixo(日本にはない)。小さい車は税金が格段に安い!

日本からの送金は海外居住者にとってとても重要です。

特に日本の大学(あるいは会社)から給与をもらって、外国で生活している場合は、文字通りの命綱です。


自分は、ネットを介して日本国内の銀行から、オランダの自分の銀行に送金しています。

これまで三重県人ということもあり、メインバンクが百五銀行だったのですが、オンライン海外送金サービスがありませんでした。

 

サブの東京三菱UFJ銀行は、一回だけ私費で海外の学会に参加する(ライデン大学への顔見せのため、普通は研究費で行きますよー)ときに使ったのですが、手数料が高い!しかもオンラインサービスを申し込む手続きがなかなか煩雑。

 

いろいろ探していると、楽天銀行が手数料一律750円と格安でした。1ヶ月100万円上限ですが、そんなにお金は使わないだろう、ということでメインバンクを楽天銀行に切り替え(百五さん、すみません)、移住後、活用しまくっていました。

 

先日、運転免許はまだ取れていないのですが(ええ、Theory exam落ちましたよ)、妻が運転するということで中古車を購入。

 

その代金を楽天からオランダはRabobankに送金しようとすると・・・・

 

「えっ!!楽天銀行の年間送金限度額500万円!?」

 

そうです、1月100万円までOKですが、年間では500万円までなのです。

車が110万円、子供2人分の学費が160万円ちょい(International schoolなので若干高め)、どう考えても残り200万円ちょいで1年間暮らせません。

家賃だけでふっとんでしまいます。


日本からスカイプで楽天銀行に電話し、上限を増やしてくれるようにお願いしましたが、

「法人」様のみ可能なオプションとのこと。

法人くらいさっさと作っておけばよかった・・・。

幸い、1月からまた500万円になる&12月に一時帰国するので、なんとかクリアできますが。。。

 

ちなみに、オランダは現金持込無制限です。

 

んがっとっと。


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Thu

09

Oct

2014

Huisarts in the Netherlands

日本語で家庭医、英語でGeneral Practice (GP)。

日本でも最近、厚生労働省が進めつつある政策の1つです。


オランダのHuisarts制度を一言で説明すると、「家庭医の受診なしでは、総合病院を受診してはいけない」というシステムです。


特に総合病院に勤務する医師の負担を減らすため、あと本当に緊急な処置が必要な患者さんを優先的に治療できるようにするためにある制度(あと医療費削減)。


で、オランダのHuisartsシステムで最も重要なことは・・・


「元気なときに家庭医を決めておけ!IND? BSNナンバー? そんなの関係ねぇーー!!」


ということです。


というのも

10月3日(金、Leiden ontzet)後、息子発熱

10月5日(日)3日目で解熱。

10月6日(月)再発熱、口の中をのぞくと扁桃腺が腫れているみたい。まずいかなー。近所の総合病院に電話。

「緊急のときはLeiden University Medical Centerに」いや、そんなに緊急ではないんですが。

娘のクラスメートの親が紹介してくれた家庭医に登録を申し込みに行く。

しかし、もう新しい患者は受け付けていないとのこと。

10月7日(火)微熱継続。

午前中、近所の別の家庭医を訪問、登録用紙をもらう。「午後に登録しにきてください」

午後、登録しにいく。

10月8日(水)解熱したが、喉の腫れは継続。家庭医に電話し、午前中の受診予約。

受診、特に問題なし。


お値段25ユーロ。走り回った時間はプライスレス

あー、疲れた。


自分は海外留学用の保険に入っていますが、それがなくてもHuisarts登録はできました。

 BSN number取ってから、オランダの医療保険に加入してから家庭医を・・・なんてのんびり思っていましたが、子連れだから、そんなものを無視して最初から登録しておくべきでした。


ちゃんちゃん!



p.s. 患者としては少し大変ですが、ここで医者として働くのは少し快適そうです。。。

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Sun

05

Oct

2014

ゼブラフィッシュ整列装置の特許公開

自動で96-well plate内のサンプル(通常は細胞ですが、自分はゼブラフィッシュ)を撮影する装置、ハイコンテンツイメージャー(High-content imager)用のゼブラフィッシュ整列装置の特許が公開されました。

 

小魚類イメージング装置用の小魚類配列装置

 

出国前の最後の一仕事、橋本電子工業株式会社との共同研究、NEDOグラントの研究成果です。申請から関わって来たので思い入れの強い発明です。

 

細胞と違い、ゼブラフィッシュは撮影時の向きが命。

しかし、同時に生きている状態が大事なので、撮影時に向きを固定するのがとても難しい。

これを解決したのがこの発明です(詳細は大人の事情でひ・み・つ)。

 

 

久しぶりの大物(というほどでもないか)申請書だったので、だいぶ気合いを入れて準備しました。通ったときは嬉しいというよりは、ほっとしたことを覚えています。

 

オランダに来たため、この 研究開発チームからは実質はなれてしまいましたが、さらなる素晴らしい開発が進んでいることを祈っています。

 

共同研究者の皆様、ありがとうございました。

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Fri

03

Oct

2014

Leiden Ontzet

今日はLeiden Ontzetの日。

 

10月3日はライデン市がスペインから解放された日。

この日を記念して、毎年ライデン市だけ祝日になり、祭りが開かれます。

 

市内ではいろんなところで移動遊園地やら出店が出て、大勢の人たちでごった返します。

 

家の家族は朝からLeidenのPieters kerk(ピータース教会)に行きました。

実はここ、オランダ先行独身時代(6月)に観光したところ。

そこで1組の日本人親子と合流、一応ブログリンクを貼らさせていただきます。

 

そこの移動遊園地は、けっこう子供向けでちょうどよかったです。

 

たこ焼き機みたいな鉄板で作る、オランダのそば粉で作る甘いお菓子ポッフェルチェ(写真あり)、なかなか美味しかったです。

 

そしてオランダの揚げパン、オリボーレン。かなりモチモチしていて、安くて腹持ちのいいお菓子でした。カスタードクリームバージョンを食べたので、もうおなかいっぱい!(写真なし)

 

 

いやあ、楽しい一日でした。

 


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Wed

01

Oct

2014

First publication in Nano technology with Zebrafish!

ナノテク分野での初のpublishになりました。

 

Copper Oxide Nanoparticles Reduce Vasculogenesis in Transgenic Zebrafish Through Down-Regulation of Vascular Endothelial Growth Factor Expression and Induction of Apoptosis

 

ナノ粒子の利便性・危険性がともに注目されていますが、いろいろなナノ粒子をゼブラフィッシュ稚魚に投与し、そのうち酸化銅ナノ粒子が血管新生を阻害する作用があったという報告。

 

 

今まで縁のなかったナノテク分野ですが、今回の共同研究を通してナノ粒子の調製方法の大変さを知りました。


共同研究の皆様、ありがとうございました。

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Thu

25

Sep

2014

ライデン大学での学位審査会

今日は同じラボに所属している大学院生の学位審査会、PhD Defenceに出席しました。

 

場所はライデン大学本部、Academiegebouwでした。以前行ったライデン大学植物園のすぐ側です(シーボルトが持って帰った日本の植物も多く生えているHortus Botanicus Leidenという名前の植物園です)。

 

400年以上前、スペインから独立した際に建てられた古い建物の中で行われました。いつもここだそうです。

 

独立以降のライデン大学学長の肖像画が並ぶ中、前に円卓があり、そこを囲むように教授陣が座ります。その真ん中に評価される大学院生と指導教官2名が座ります。

 

古めかしいコスプレをした髭のおじいさんが杖をつき、1時間の話し合いが始まります。評価する教授が次から次へ質問し(時にオランダ語だったのでときどき内容がわからなくなりましたが)、それに対して学生が答えていきます。

 

1時間経つと、まだ教授陣が質問中にもかかわらず、さっきのおじいさんが部屋に入ってきて、杖をドンドン、大声でオランダ語を言うと、Defenceは終了。

 

教授陣は出て行き、しばらくすると(外で学位にふさわしいか話し合いをしている、ということになっているらしい)学位証を持って現れます。そして授与式となりました。

 

なかなか日本ではありえない学位審査会で面白かったです。


 

また、研究成果をちゃんとした本1冊にまとめて、参加者全員に(おそらく在庫もあわせて500冊は製本したかと)配る、というのも少し驚きました。もちろん私も事前に1冊いただきました。

 

Dank je wel!

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Sun

21

Sep

2014

Stoomtram museum in Hoorn-Medemblik

友人の日本人親子のお誘いを受けて、蒸気機関車-船のプチ旅行に行きました。

 


まずは誘っていただいた一家のお母様に車に乗せてもらい、Hoornの駅に到着。

そこで蒸気機関車に乗ります。

Museum(博物館)と書いてあるけど、イメージする博物館とは大きく違います。

ていうか単なる走る蒸気機関車。

なかなかレトロで遅いく、まったり景色を楽しめます。

でも車輛をつないである部分に柵などはなく、子供は落ちやすそうで危険。油断できませんでした。


子供たちも最初は興奮していましたが、1時間も乗ると飽きてきます。

もうぐだぐだ状態になってきて・・・船の乗換え地点、Medemblik vertrekに到着しました。


乗換えのときに、後ろから「こんにちはー」と日本語が?

振り向くとライデン在住の日本人ご一家が!

すごい偶然、オランダの片田舎で(片田舎は言い過ぎかも)日本人3家族(子供4人付き)が集結しました。


船は意外と大きく、中で食事ができるようになっていました。お弁当を食べ、親はビールを飲み、子供たちは甲板で遊び・・・そしてときどき行方不明になる子供たちを探しました。


そうこうしているうちに、Zuiderzeemuseum Enkhuizenに到着。

ここは古い漁村をそのまま博物館(というか展示場)にしたもの。

日本風に言うとテーマパークといった所だと思うけど、まあただの漁村。

いきなりアジの開きみたいな干物がいろいろな壁に干されている。匂いを嗅ぐと本物。おいしそー!と思うのは日本人だけかも。


昔のオランダの漁村の生活を偲びつつ、雨が降り出したので、電車(HS)でさっそうと帰宅しました。


丸一日の小旅行、かなり疲れましたが。とても楽しかったです。


誘っていただいたYさんご一家、途中合流のFさん、ありがとうございました。

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