初デルフト&博士学位審査会

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シーボルト会で知り合ったデルフト工科大の学生さんのPhD Defenceを見に、朝からDelftへ行きました。

 

ライデン駅に行くまでに同じ目的の知人に会い、自転車を電車に載せることを教わり、さらに道にも迷わず行けました。

ラッキーでした。

 

なかなか面白かったです。

 

祭祀の杖を持ったハリーポッターファッションのおばあさんが入ってきて、いきなりその杖をドンドンとしたら、開始の合図。若者達がガヤガヤしていた会場は静まり返ります。

 

ちょっとした小冊子になっている博士論文をあらかじめ、外部と内部の評価者に渡してあるらしく、その方達がまたもやハリーポッターのような扮装で入場してきたかと思うと、プレゼンなしでいきなり質疑応答。

もちろん英語ですが、なぜか最初の一言だけは質問するほうも答えるほうもオランダ語(だと思うけどラテン語なのかも)。

 

けっこう議論が激しく、時間がかかりそうだなーと思っていたら・・・

 

1時間経った段階で、ある教授が質問中にも関わらず、あの祭祀の杖を持ったハリーポッターファッションのおばあさんが会場に入ってきて、杖を床でドンドンと打ち鳴らし、いきなりDefence終了。

 

評価者たちは部屋から出て行き、10分後には戻ってきて、博士の学位を認めると宣言。

 

 

その後、別室でお菓子やケーキを食べながら、談笑。

 

 

不思議な世界でした。だいぶ日本の大学とは違います。

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