ボート遊びと、オランダでの税金

今日は祝日、教授ご一家と一緒にボートに乗せてもらいました。

 

運河、川、湖を走り、ご自慢の巻き寿司をいただき、途中から運転もさせてもらいました。

いろいろな船やヨットがたくさん走っており、しかもヨットは6歳くらいの子供から操作していたので、とても驚きました。

高さの低い橋をくぐるたびに、身体を低くして通り抜けないといけないのが面白かったです。

ちなみにボート、レンタルできるらしい。

 

夜、中華料理店De Nieuwe Wereldで教授一家と食事。北京ダックがおいしかったです。あの包む皮をpancakeと言っていたのが面白かったです。

そこで3時間くらいおしゃべりしていて、いくつか驚くことがありました。

 

所得税率

20000ユーロは20%

30000ユーロは30%(ほとんどの人たちはここに当てはまるそうです。手取りは日本円にすると294万円)

40000ユーロは50%

 

・・・そして有名国立大学の教授である彼の給与は

60000ユーロ、税率60%

彼の手取りは日本円にすると336万円。

「俺は6月から12月の間は政府のために働いているんだ」と笑っていました。

ドイツはこの倍、スイスは4倍らしいですが、物価も高くなるそうです。

「若い野心のある人たちはアメリカかドイツに行く」と言っていました。

 

大きな会社は保護されているけど、小さな会社はまったく保護されていないらしい(彼はベンチャー企業を2つ経営中)。毎年60%くらいが「税金」で倒産するらしいです。

彼の意見では、「小さな会社は倒産しやすく、倒産すると無職の人ができてしまう。彼らを税金で養いたくないから、政府は小さな会社を増やしたくないんだ」とのこと。

彼の奥さんが我々の政府はイノベーションをあきらめている、と憤慨していました。

 

ミュージカルはThe Hague、ScheveningenにあるCIRCUS THEATERが有名。でもほとんどオランダ語。ミュージカル好きな自分にはちょっと残念でした。オペラを薦められましたが、ちょっと・・・。

 

 

オランダの美しい風景と、意外な一面を見た一日でした。