Web家庭訪問とIND

こちらの朝が日本の昼。今日は娘の担任の家庭訪問の日なので、INDへの出発を遅らせて、Skypeで先生と面談をすることにしました。新卒の若い女性。自分が指導していた大学院生達より年下なのに、学校の先生として働いてるなんてすごい!なんてえらい人なんだ。

まあ単に世間話をし、「娘のことは適当にしてください」と得意の逆張りをしておきました。

 

そのあとINDに向けて出発。なぜかLeiden市内に軍人がたくさいいて、しかもごつい銃を持っていました(あとで理由が判明します)。見慣れない日本人としては少し怖かったです。

HoofddorpにあるINDでは、すでに大学側から申請を出ていることが告げられました。人事部の人、ありがとう!後日、抹茶キットカットを持っていきました。他の人にも時々聞かれるのですが、緑色のキットカットを見ると、「これわさびか?」と聞いてきました。

 

INDでは指紋と顔写真を登録しました。いつ登録が完了するのか聞くと、「3ヵ月後」とのお答え。でもfirst letterが2週間後に行くから、と伝えられる。よく意味がわからないけど、first letterでLeiden大学への登録ができるのかしら?ULCN numberを手に入れないと、カードキーが手に入らないし、bank card (通称pin、デビットカードみたいなもの)も手に入らないのでかなり不便なのです。ちなみにオランダはクレジットカードはほとんど使えません。クレジットカード会社に余分なお金(手数料)を払う必要はない、と考えるオランダ人みたいです。

 

帰りのLenden Centraal駅では、行きに見た軍人たちが2階のテラスに並んで合奏をしていた。すごい迫力でした。小腹がすいたので、コロッケを自販機で購入、熱々でおいしかったです。

 

昨日までとは違い、今日はmarketが開催されているせいか(水・土曜に開催)店が開いている。Blokkerでスープ皿を買い、HEMAでゴミ箱をチェックし、またBlokkerに戻って、結局30ユーロ(4500円)の高級ゴミ箱に惚れて買ってしまう。大事にいたします。

圧力鍋(pressure coocker)を買うためにKijkshopへ行くが、70ユーロの値段と意外と単身者には大きなサイズでしばらく悩み、買うのをやめました。

 

一度帰宅しましたが、まだ午後1時、仕事をしないと落ち着かない感じがしてきたので、大学へ。ボスの計らいでZF Screensで細胞培養を見学することに。ガスバーナーを使わない(火であぶらない)、0.25% Trypsin-EDTAの量が少ない、培地で中和あとに遠心しないなど、細かい点(どちらかというとこっちのほうが大雑把)は違うものの、大体は同じ方法でした。金曜日にconfluentになりそうなので、そのときに自分のsubculture techniqueをチェックしてもらうことになりました。

 

そのあと自分のデスクに戻り、弟子の論文を書きました。3時過ぎに若い女性PhD studentの誕生日で、ケーキを食べないかという誘いを受けました。オランダでは自分の誕生日に皆にケーキを奢る習慣があります。しかし行ってみると、若い子達ばかりだし、椅子が空いていない。too crowded, so I will come again laterと適当な英語と笑顔でデスクに戻りました。食べたかったけど、もういい年ですしね、がまんがまん。

夕方同室の指導教官に採卵セットを教えてもらいました。なかなかreasonableな方法で感心しました。そのあと、明日のRobotic injector用プレートのアガロース処理も教えてもらいました。背が高くてかっこよく、イケメンで親切と、揃い過ぎた男です。

 

5時半にラボを出、今回はそんなに道に迷わず6時に帰宅。6時閉店の自転車屋はしまっていました。明日こそタイヤに空気を入れないと。

夕方6時でもまだまだ明るいです。近所のAlbert Heinに歩いていき、食材の購入。最近お気に入りのサラダという名前のDipは種類も多く、とてもお勧めです。

 

夜にweb siteから日本外務省の在留手続きを申請しました。かなり簡単です。そのとき、オランダの正式名称は「The Netherlands」ではなく「Kingdom of the Netherlands」ということを知りました。少し驚きです。

 

* 写真は合奏する軍人さん達

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